プリスコバvs大坂なおみ トロント2017(女子テニス315)
明日からお盆なので、どうやらトロントはあまり観られそうにありませんが、今後のことも考えて、コメントを拝見させていただくのが遅れますことご理解ください。
世界ランク1位を死守するためには、3回戦で負けるわけにはいかないカロリーナ・プリスコバが大坂なおみと対戦しましたが、大坂なおみは成長していますね。
ウィンブルドン1回戦ではスピン系のフォアハンドがボロボロでしたが、この試合では左右に見事に打ち分けて、相手のボールが甘くなったら従来のフラットボールで打ち抜くテニスは見事でした。
その結果、セットカウント1-1となり、プリスコバを応援していたボク的には、「これ・・・、負けるかも」と思ったのですが、残念なことに大坂なおみのリタイアであっけなく幕を閉じました。
原因はちょっとわかりませんが、腹筋痛でしょうか。
コートサイドで、ブラが見えそうなほどにウエアをまくり上げてメディカルタイムアウトを取る姿は初めて見た気がします。
それよりも、ボクの英語力ではちょっとわからないのですが、棄権を決めた大坂にプリスコバがなにか声をかけたときに(これは、音声が拾えていないのでまったくわかりません)、大坂なおみが
“As you said I’ll conserve against you.”
と申し訳なさそうに、しかし半分冗談交じりに言ったのですが、直訳すれば
「あなたが言ったとおりに、あなたに対してconserve(保存、延期)するわ」
ということなのですが、ボクは高校時代の英語の成績は悪くなかったのですが、この「conserve」はよく意味がわからない単語の筆頭だったことを覚えています。
プリスコバがなんと言ったのかがわからないために、なおさら意味がわからないのですが、「次はきちんと対戦します」くらいの意味なのかもしれませんね。
やはりヨーロッパの選手と違って、ネイティブの英語は微妙なニュアンスがわかりづらいですね。
話はそれましたが、実はボクがどうしても観たかったのが、スタンフォードのガルビネ・ムグルサvsマディソン・キーズです。
一応、隠れキーズファンなので。
結局は時間がなくてハイライトしか観られなかったのですが、絶好調のムグルサ相手にパワーで打ち勝ったキーズ。
いよいよ来ましたね。
ずっと怪我で泣かされていましたが、ボクは昨年からNo.1候補に挙げています。
これで女子テニス界は、カロリーナ・プリスコバを筆頭に、シモナ・ハレプ、ガルビネ・ムグルサ、エリーナ・スビトリーナなどに続いて、キーズも1位争いに名乗りを上げたと言ってもいいでしょう。
そして、今日のテニスを観るかぎり、大坂なおみもこうした選手の仲間入りをする日も近いかもしれません。
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大村さん、大坂なおみとマディソン・キーズのランキング1位争いはさすがに見たくないかなと。2000年初頭のセレナがパワーテニスしていた時のビーナスとの姉妹対決の暗黒時代再来になるので勘弁願いたいものですね。
いえいえ。
さすがに大坂なおみとキーズの両巨頭にはならないと思いますよ。
スビトリーナやムグルサ、プリスコバもいますし、
覚醒の時を待っている、CiCiやボンドロウソバ、カリンスカヤもいますし、
あくまでも、トップグループの中に大坂なおみとキーズがいるというイメージです。
ただ、ボクはキーズが好きなんですよね。
女の涙に弱いというか、昨年の全豪オープン4回戦のジャンシューアイ戦で、
股関節を痛めて歩くことすらできずにコート上で泣いていたキーズを見てから、
「この子は応援してあげたいな」と思っています。