シャラポワ、ハレプを撃破&大坂なおみ、ケルバーを撃破! 全米オープン2017(女子テニス319)
もしあなたが女子テニスのファンで、しかし2年間気絶していたなら、この対戦を全米オープンの決勝戦と思うのも無理のない話です。
女子テニスの、いえ全スポーツの中で他の追従を許さない女性アスリートの圧倒的なスーパースターのマリア・シャラポワ。
対するは、世界ランク2位のシモナ・ハレプ。
しかし、これは決勝戦ではありません。
1回戦です。
こんな嬉しいサプライズが実現したのは、元をたどれば全仏オープンの主催者がシャラポワにワイルドカードを出さなかったというテニス史に残る愚かな決定を下したためです。
その結果が、(僕は昨年から推していますが)、テニスファンですら知っているのかわからないエレナ・オスタペンコの優勝でした。
愚かな決断が、最低の結末を招いたということですね。
もしシャラポワが出場していれば、まあ5割以上の確率で優勝していたはずなので、そうしたらこの全米オープンはワイルドカードなんてもらわなくても出場できていたということです。
試合は、結果論になってしまいますが、予想通りシャラポワが勝ちました。
ボクは、もしシャラポワが負けるとしたら試合中の怪我による棄権しかないと思っていたのですが、最近怪我続きのシャラポワにはその可能性があっただけに、当然不安はありました。
もう1つの不安は、嘘のような話ですが、シャラポワはこの試合が今季2試合目のハードコートでの戦いということです。
ですから、予想では1stセットをシャラポワが落とし、フルセットの末にシャラポワが勝つと思っていましたが、1stはシャラポワ、2ndはハレプと順序は違いましたが、2014全仏オープン決勝戦同様にフルセットマッチになりました。
ちなみに、杉山愛さんはボクが一番好きな日本人と言ってもいいくらいですが、
「3rdセット、フィジカルはハレプが有利」
発言には首をかしげてしまいました。
上述のとおり怪我の心配はありましたが、愛さんが言っているのは「体力」の話で、体力だったらシャラポワは女子テニス界随一です。
5時間でも戦えます。
シャラポワとの対戦経験もある愛さんが、その程度のことを知らないはずはないのですが・・・。
ただ、たとえこれまで6戦全勝とはいえ、今季一度しかハードコートで戦っておらず、ワイルドカードを与えられたことで多くの人に妬まれ(ちなみに、人生妬みからは何も生まれません。その証拠に、シュツットガルトでワイルドカードを与えられたシャラポワのことを、「彼女はスーパースターなんだから当然」と言ったカロリーナ・プリスコバが現在の世界ランク一位です)、そうした悔しさもあってかさすがのシャラポワも勝利の瞬間に感極まって涙を流しました。
ベンチに戻っても涙が止まらず。
くどいようですが、これは1回戦で決勝戦ではありません(笑)
ボクが神のように慕うシャラポワの涙にボクも涙を流し、その勢いでやはりどうしても観たかった大坂なおみvsアンジェリック・ケルバーを観ました。
確かに、大坂なおみは強くなっています。
改善に取り組んでいるスピン系フォアハンドの精度が上がり、甘いボールはフラットに打ち抜くテニスはますます進化しています。
しかし・・・。
今日のケルバーは、今年観た中で一番弱かったですね。
シナリオもなくラリーをして大坂なおみにウィナーを喰らう。
自分から仕掛けようと超低弾道のフラットボールを打つとネットに引っ掛ける。
真面目な話、来年にはケルバーはTOP20陥落もあり得るのではないでしょうか。
いずれにしても、やはりシャラポワは不世出のスーパースターです!
向こう100年、こんな女性アスリートは登場しないでしょうね!
『しおんは、ボクにおせっかい』
うずくまって泣きました(読者レビュー)
→ Amazonへ
主人公が日本に女子テニスを広めるために奮闘する
投稿サイトで1位を獲得した「LINE感覚で読める」
まったく新しいジャンルの“自己啓発恋愛小説”
仕事もプライベートも冴えない日々を送っていた雄大。
そんな彼のもとにかつての幼馴染しおんが突如現れた。
14年ぶりの再会に喜ぶ雄大だが、
近況を語る彼の言葉にしおんは顔をしかめる。
そして彼女は雄大が幸せになるための「法則」を語り始めた。
ときに切なく、ときにコミカルに、二人の男女がおりなす、
読むだけで成功体質が身に付くサクセスストーリーの決定版!
最近の画像つき記事
-
ソフィア・ケニン、リヨン・オープン優勝!(女子テニス359)
-
ソフィア・ケニン、リヨン・オープン決勝進出!(女子テニス358)
-
ソフィア・ケニン、全豪オープン2020優勝!ガルビネ・ムグルッサを撃破!(女子テニス357)
-
ソフィア・ケニン、大大大金星!アシュリー・バーティーを撃破!(全豪オープン2020)(女子テニス356)
-
ソフィア・ケニン、勝つには勝ったが・・・(全豪オープン2020)(女子テニス355)
-
ココ・ガウフはなぜ負けたのか(全豪オープン2020)(女子テニス354)
-
大坂なおみは、なぜココ・ガウフに負けたのか(全豪オープン2020)(女子テニス353)
-
ワン・チャン、セレナ・ウィリアムズを撃破!ココ・ガウフ、大坂なおみを撃破(全豪オープン2020)(女子テニス352)
-
ベンチッチ、オスタペンコを撃破!(全豪オープン2020)(女子テニス351)
-
シャラポワはこのまま引退してしまうのか?(全豪オープン2020)(女子テニス350)
すみません!ウォズニアッキもシャラポワも好きな選手なのでどちらがどうってないのですがシャラポワの方が一枚上手かなと。笑
シャラポワがいる、それがニュースになるという事が凄いなと思います。
今、女子テニスはスター不在とか言われてますがグラフ一強の時よりも見応えがあって凄く面白い時代かと思います。
その中でシャラポワ、セレナはずば抜けてますが他の選手も勝ち続ければ輝きが増してくる選手ばかりで応援しがいがあります!
外野が意見を言うのもファンとしては有りかも知れませんが選手同士はバチバチしてもいいと思います!
そこで観てて面白いテニスになればテニスファンとしては最高です
^ ^
シャラポワが復帰した事によりみたいカードが増えたという点でもシャラポワに頑張って欲しいですね。
テニバカさんへの回答になってないかも知れませんが僕の意見です。遅くなってすみませんでした。
omuraさんテニバカさんこれからもやりとり楽しみにしておりますので色々お伝え下さいね。ありがとうございました〓
ウォズニアッキとマカロバの試合が行われたコートは5番コートでしたね。
ムラデノビッチはいつ調子が戻るのかわかりませんね。ママデノビッチがついていながらこの有様ですから、解決策はもう時間しかないのではないでしょうか。
あとベンチッチのボレーの下手さと大坂なおみのボレーの下手さは一緒くたにしてはいけないかと。
いってもベンチッチはライジングでのフォアバックのダウンザラインからネットに出てボレーを決めていましたし。大坂なおみはネットをとる選択しはなくサービスラインからのドライブボレー位ですね。
キャサリン・べリスはまあいつかこんな日もあるというところでしょうか。一番勝手知ったる全米で相手が日比野菜緒でしたしね。
だからこそJWOに参戦してくれないかなと。これでは下手をすると東レ予選敗退の可能性も考えないといけなくなりましたね。
大村さん、ベスト4予想で思うことなんですけど、やはりキーズとスティーブンスなんですよね。北米シーズン好調だったし、全米の入りも良かったしと。
ちなみにスビトリナがキーズとシャラポワがスティーブンスになりますね。
大村さんはドローを見たと仮定するとたぶん思うのがカロリーナ・プリスコバとスビトリナ。ムグルサとシャラポワの準決勝ですけど両方とも実現は厳しいと思いますよね?理想と現実という意味ですが。
すいません、充分に示したの間違いでした。
しかしブタペストオープン優勝以外低空飛行を続けるバボス相手にフルセットは、やはり良くないサインだと思います。
あとカロリーナ・プリスコバとウォズニアッキの決勝予想していたところで、ウォズニアッキがこれまた全米と相性のいいマカロバにボコボコにされましたね。
全米はいっても速い部類に入るハードコートなわけですから、守備的に守るというのが厳しいんですよね。攻撃型が馬鹿当たりしてしまえばそれまでですから。
そしてウォズニアッキはまたシャラポワに対して怒りをぶちまけました。
なんでワイルドカードのプレイヤーをアーサーアッシュにして第5シードのあたしを17番コートにするのかと。
もうウォズニアッキは生まれてくるセレナの娘に興味がうつってしまいましたね。
そういう意味で大村さんを差し置いてもうしわけないですが、Okaさんはシャラポワとウォズニアッキのバチバチ具合についてどうお思いなんでしょうかね。
ウォズニアッキは、生で観た経験がなければ顔も見たくないほど
嫌いな選手にカテゴライズされていたと思いますが、
有明で彼女の魅力にあてられてしまったので、
どれほどシャラポワ批判をしても、嫌いになるのが難しいですね。
ただ、ウォズニアッキがあれほど会場の雰囲気を一変させることができるのですから、
シャラポワは多分、その100倍、凄いんでしょうね。
残念ながら引退するまで彼女を生で観る機会はなさそうですが、
本物のスーパースターというのはオーラが違います。
ムグルサ推しだったボクの嗜好が変化したのも有明でしたね。
明白に、スビトリーナのほうがオーラを放っていましたから。
次の注目は、そのムグルサとクビトバですね。
あと、プリスコバの調子も今一つなのも気がかりですが。
カサキナとスビトリーナは、どりらもマッチポイントからの1分しか放送しませんでしたね。
まあ、来週のお楽しみですね。
大村さん、ハレプとのフルセットの代償はただではすまなかったですね。
でもあの1試合だけでシャラポワの価値は重要に示したといえるのではないでしょうかって言うまでもないですね。
すみません。
仰る意味がわからないのですが、シャラポワ、怪我で棄権ですか?
2回戦のティメア・バボスでは、確かにテーピングをしていましたが、
しっかり勝ち切っていましたが。
まあ、シャラポワが決勝戦前に怪我をする可能性は5割以上と見ていたので、
もし戦線離脱ならやむを得ないですね。
大坂に関して補足というか、自分が気になったところですけど、大坂はボレーはてんでダメなのにも関わらず、ドライブボレーは出来るという、ネットプレイにいけるのはこのケルバー戦でも大きかったですね。
しかしボレーよりドライブボレーのほうが格段に難しいのになんとも不思議ですよね。
ネットプレイをドライブボレーで補えれば現状でもトップ10の可能性は見えてきましたね。
ドライブボレーの名手と言えば真っ先にベンチッチ、最近ではCiCiが浮かびますが、
CiCiのネットプレーはあまりよくわかりませんが、
ベンチッチもボレーは全然だめですよ。
やっぱり、ある程度はダブルスの試合をこなさないと、
やわらかなタッチが習得できないんでしょうね。
ダブルスといえば、誰にどのように負けたのかもわかりませんが、
ムラデノビッチが1回戦で負けていますね。
あの全仏の闘志はどうしてしまったんでしょうね。
ケルバーについては、まあモレスモ2世になってしまいましたし、本人は続行をするようですが、2019年いっぱいで引退するのではないのでしょうか。モレスモみたくそこまでもてばいいですが。
というか来シーズンケルバーは30歳を過ぎるわけで今年以上に体にガタがきて回復力も落ちるし、今年以上に厳しいシーズンになる可能性が濃厚ですね。
ケルバーは、引退時期を見極めないと、「そんな選手いたなー」になってしまいますね。
イバノビッチロードに行くか、クズネツォワやストーサーロードに行くか、ですね。
まあ、ケルバー自身の人生ですので、彼女が悔いの残らない選択をすればいいと思いますが。
とはいえ大村さん、シャラポワとハレプの試合で気になったのはシャラポワのリターンミスですね。どうにかしてストレートで勝ちたかっただろうし、ロングラリーをしたくなかったのかなとみています。
それはあれだけベースライン上に構えている大坂なおみのリターンミスが減ってきているのを見ていると尚のことですね。
まあ、シャラポワのアンチはひどく第2セット終了後のトイレットブレイクについて言及されていたりしますが、ひどい言いがかりなのはおいといても、シャラポワはリターンミスの多さを修正し、純粋にパワーでおしてミスをしないことを意識しましたね。
おっしゃるとおりですが、シャラポワは3rdセットは2ndセットの反省で、
ハレプのラリーに根気強く付き合って、それでも勝ってしまうわけですから、
ハレプに7連勝なわけだと思いますし、やはりハレプに勝ち目はなかったかと思います。
大坂なおみは、まあ相手がケルバーとはいえ、ベースラインから一歩も下がらないあのテニスは見事ですね。
もっとも、守備テニスのケルバーのボールは明白に浅かったですね。
これが相手がスビトリーナやウォズニアッキなら、あのポジション取りでは
深いボールに手を焼いて当然リターンミスが増えますので、それを上回るウィナーが取れるかでしょうね。
それよりも、大坂なおみはあまりビッグサーブを打っていませんでしたね。
もし、ケルバー相手にラリーでも勝てると、サーブを封印したとなると、大坂なおみ、恐るべしですね。