女子テニス、2017年総括(女子テニス329)
「終わり良ければすべて良し」という言葉がありますが、裏を返せば「終わり悪ければすべて悪い」と言うこともできます。
さて、ツアーファイナルズ準決勝でカロリーナ・プリスコバが敗退しましたので、2017年の女子テニスはこれでおしまいです。
今年一年、コメントをくださった方、ブログをご覧いただいた方、本当にありがとうございました。
年内に女子テニスブログを更新する予定はありませんので、ここで2017年の女子テニスを総括したいと思いますが、まず大前提としてボクは女子テニスが好きなわけではありません。
好きな選手の試合を観て応援するのが好きという立場です。
そうした立ち位置で見ると、残念ですが「終わり悪ければすべて悪い」、そんな1年だった気がします。
シーズン序盤は、ボクが大好きなエリーナ・スビトリーナやカロリーナ・プリスコバの活躍に加えて、昨年の絶対女王のアンジェリック・ケルバーが昨年とは別人になっていましたので、スビトリーナとプリスコバのグランドスラム制覇、そして世界ランク一位の期待がかかるわけですが、俄然その期待が膨らむ、そんな活躍をしてくれました。
また、2月にはペテルブルグ・オープンでテニス界の美脚クィーン、クリスティーナ・ムラデノビッチのプロ初優勝もありましたし、何よりもシーズン序盤のクライマックスはダリア・カサキナのチャールストン・オープンでのプロ初優勝でしたね。
ボクは昨年からカサキナを全力で応援してきましたので、涙が出るほど嬉しい優勝でしたが、今思い返すとこの優勝のときにその後を暗示するような出来事がありました。
決勝で負けたエレナ・オスタペンコが、カサキナの優勝を祝うことなく、「今日はテニスの調子が悪かった」と言い放ったのです。
ボクは元々オスタペンコも好きで、昨年の2月の時点ですでに「将来のTOP10候補」とブログに書いていますが、昨年のバーミンガム・オープンのマディソン・キーズ戦でコーチに言い放った「こんな大会、クソくらえ」発言でファンをやめました。
(オスタペンコは、当然その試合には負けました)
だからこそ、チャールストンでカサキナの優勝に泥を塗ったオスタペンコだけはなおさら応援したくないという気持ちになったことをよく覚えています。
そして、いよいよ今年最大のクライマックスを迎えます。
ボクにとっては神様のような存在。
この惑星でもっとも価値のある女性アスリート。
マリア・シャラポワのツアー復帰です!
ところが、ここでボクは大きな落胆を味わうことになります。
「シャラポワのワイルドカード問題」です。
まだ謹慎処分中にワイルドカードをもらってシュツットガルト・オープンに出場したシャラポワに対して、世間の風は冷たかったですね。
当然ですが、女子テニス選手の批判はすさまじく、キャロライン・ウォズニアッキがシュツットガルト・オープンを辞退するといった大人げない対応を見せ、ついに今年一番のスキャンダルが発生します。
ユージニー・ブシャールの「シャラポワは詐欺師。テニス界を永久追放すべき」発言です。
もっとも、今となっては女子テニス界を盛り上げるために一芝居打ったのではないかという気もしないではありませんが、渦中にいるときのボクの胸中は今日の台風のように荒れ狂いました。
この悔しさ、そして逆風を一番感じているシャラポワにとっては、シュツットガルト・オープンの優勝でお返しするしかないのですが、無念なことに当時絶好調だったムラデノビッチに敗れてしまいました。
しかし、1回戦で1年半ぶりにシャラポワはどのようなテニスをするのか。
しかも、相手はくせ者のロベルタ・ビンチ。
手に汗が噴き出るほどに緊張して観ましたが、シャラポワはやはり強かったですね。
そして、テレビ画面からも伝わってくる圧倒的なオーラ。
女子テニス界は、結局はマリア・シャラポワなんだと痛感しました。
ところが、その後のマドリード・オープンでまさかのシャラポワvsブシャールが実現。
いつもは女子テニスなど扱わない一般紙までもが報じたこの因縁の試合で、シャラポワがまさかの敗戦を喫します。
さらには、その後シャラポワは怪我をしてしまい、芝のシーズンも丸々棒に振ってしまいます。
ちなみに、実質的にグランドスラムを掌握しているITFは、全仏オープン2回優勝(1回準優勝)のキャリアグランドスラマーのシャラポワに全仏オープンのワイルドカードを出さないという決定を下すのですが(ここで私見を述べるとコメント欄が荒れますので何も言いません)、この因縁の全仏オープンから、今年のテニスがつまらなくなり始めます。
ボクは、残念ながらシャラポワが出場できない以上、エリーナ・スビトリーナとカロリーナ・プリスコバにとって絶好の優勝のチャンスだと思いました。
前述のとおり、二人はそう期待できるだけの活躍をしていましたので。
ところが、そのスビトリーナが準々決勝でシモナ・ハレプに敗退したのですが、負け惜しみでもなんでもいいですが、ボクはスビトリーナのほうが強いと思っています。
守備力は互角で、その上でスビトリーナは攻撃力も高いので。
ところが、1stセットを取って、2ndセットも5-2とリードしていたスビトリーナが、Serving for the matchを2回ブレークされて逆転負けを喫します。
ボクは前から、これがスビトリーナの最大の弱点とブログに書いてきましたが、全仏オープンという大舞台でやらかしてしまいました(T_T)
ちなみに、スビトリーナはその後もこのパターンで何度も敗戦していますが、もう思い出したくもないのでここでは書きません。
そして、準決勝ではプリスコバがハレプに敗れ、優勝候補の一角だったムラデノビッチも猫背のスイス人形こと、愛くるしいティメア・バシンスキーに敗れ、決勝はハレプvsオスタペンコに。
当然ハレプが勝つと思いましたし、前述のとおりカサキナのチャールストン・オープンの優勝に泥を塗ったオスタペンコに勝たれてはたまらないわけですが・・・。
ハレプが敗れました( ;∀;)
しかも、1stセットを取り、2ndセットも3-0の30-0とリードしたところからの逆転負けです。
決勝までのオスタペンコは、ウィナー、ミス、ウィナー、ミスと繰り返すカスタネットの女で勝ち上がってきました。
ところが、決勝戦、2ndセットの途中から、ミス、ウィナー、ウィナーとワルツの女になり、しまいにはウィナー、ウィナー、ウィナー、ウィナーの16ビートの女で優勝してしまいました。
これで一気に白けたところで、ボク自身が勉強したいことができてテニスと距離を置き始めます。
芝のシーズンは、さして面白くなかったですね。
唯一、惨劇で重傷を負ったペトラ・クビトバがバーミンガムで優勝したことくらいです。
このときは、クビトバは涼しい顔をしていましたが、テニス界のスーザン・ボイルことアシュリー・バーティーの敗戦スピーチが素晴らしく、号泣しました。
クビトバの優勝を称え、「みんなあなたを愛してる。あなたがいなくて寂しかった」
(このセリフを思い出していたら、また涙が出てきました)
チャールストン・オープンで準優勝に終わった誰かさんとは天と地ですね。
しかし、イーストボーン・オープンで優勝するも、その後一気に調子を落とし、ウィンブルドンで2回戦で負けたプリスコバが世界ランク1位になるという珍事が発生。
プリスコバが好きだからこそ、優勝して1位になって欲しかったので、この1位は素直には喜べませんでした。
後半の白眉は言うまでもありません。
全米オープンで、これまたワイルドカードで出場して総スカンを喰らいながら出場したマリア・シャラポワが、1回戦でまさかのシモナ・ハレプとの対戦。
決勝戦以上に注目を集める、そして負けたら人格を破壊されるくらいの非難を浴びること確実のシャラポワが見事にハレプをくだしました。
シャラポワのメンタルの強さの凄まじさ。
シャラポワは、ワイルドカードをもらうだけの価値のある選手であることを自らの勝利で証明し、泣き崩れました。
ボクも号泣しました。
と、今年のテニスはここまでですかね。
あとはわざわざブログに残すようなことは何もありませんでした。
ただ、天津オープンでシャラポワがきっちりと優勝し、繰り返しになりますが
女子テニス=マリア・シャラポワ
であるということが再認識できた一年でした。
来年も、当然ですがシャラポワを中心にテニスを観たいと思います(*^^*)
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後フェド杯を見終えて改めて思ったことがあるのですが、それはこの大村さんの記事に「女子テニスは好きではない」というところに自分との相違がはっきりわかりましたね。
これは間違っていればコメントで否定してくださってほしいんですけど、大村さんはまず女子テニスプレイヤーを人間性や女性として重きをおいて見ていて、やっているテニス自体については二の次だったり、若しくは人間性とテニスを5:5ではなくて7:3、8:2とまずプレイヤーの女性としての魅力ありきで見ていることについて間違いないでしょうか。
もしそうであれば人間性とテニスを限りなく5:5で見ている自分との決定的な違いになりますね。
薄々感じていたのはセレナに対するところで思ってはいましたが、今回フェド杯におけるヴァンダウェイについてちょっと嫌いまで印象が変わったからなんですよね。
アウェーだったこともありヴァンダウェイがおとなしかったし、なりよりサバレンカが目立ちまくりだったのかもしれませんが。まあサバレンカはいちいち主審に問い詰めて見苦しいことはしないし、線審をにらみつけることもしないですけどね。
大村さんも一年以上自分のコメントにお付き合いしたくださっているので薄々ご理解いただけてるのかと勝手に思ってはいましたが、よく考えればスビトリナについて関しても、このことを思えばご理解いただけるのかなと思いました。
ちょっとコメントが哲学的でよくわからないのですが(笑)
>大村さんはまず女子テニスプレイヤーを人間性や女性として重きをおいて
はい、これはそのとおりです。
>やっているテニス自体については二の次だったり
これは違います。
好きな選手だからこそ、テニスも真剣に観られるわけです。
そして、勝てば嬉しいですし、負ければ悔しいわけです。
二の次で観るくらいだったら、ハリウッド映画でも観ている方が楽しいです。
シャラポワは置いておいて、2013年にブシャールに目を奪われ、
彼女のテニスも真剣に観てきましたよ。
ですから、今年の因縁のシャラポワvsブシャールも、ブシャールが勝つ可能性があると言えたわけです。
ただ、興味がない選手、チームまで観ないのは、恐らく幼少時代に巨人戦ばかり観ていたからだと思います。
当時は、パリーグの試合なんて絶対に観たくありませんでしたが、それでも胸を張って「熱烈な野球ファンだった」と言えます。
今でもはっきりと覚えていますが、当時の巨人の抑えは角でしたが、
ノーアウト、2、3塁のピンチで出てきた角が、
まず、敬遠で一塁を埋めて満塁策を取った時に
ボクは父親に、「これは王監督の采配ミス。確実に押し出しだ」と言ってそうなりました。
痺れるような場面で登板させられて、いきなりストライクを投げることを禁じられ、ボール玉を投げさせられたら投手はリズムが崩れます。
そして、その乱れたリズムで、今度はフォアボールが許されないわけですから、
この場合の正解は、前のピッチャーに敬遠させて、満塁にしてから角を登板させるです。
たとえ巨人戦しか観てなくても、中学生ですでに監督の采配の上をいくことを考えて観ていました。
テニスもそんな感じですかね。
観るまでもなくカサキナがハレプに負けると思えば観ません。
そして、ボクのこの予想は8割当たります。
そういう意味では、強いけど負けるスビトリーナというのは、
ボクの心を捉えて離さないわけです。
勝つか負けるか予想がつかないわけですから。
もっとも、負けたときの悔しさは半端ないですが。
いずれにしても、テニスは極めて独特なスポーツです。
野球は12球団ですが、テニスは100人以上の選手が国を転戦しながら戦うわけですから、
ボクの生活の中心が仕事である以上、好きな選手に絞らなければなりません。
全試合の観戦は不可能ですから。
とまあ、こんな感じですかね。
バンダウェイは、わずかですが礼儀正しくなっていますよ。
今年の全米オープンでチャレンジのあとの主審の采配がおかしかったとき
(バンダウェイのポイントを認めずにリプレイザポイントにした)
バンダウェイは主審に詰め寄りましたが
"Have you ever played tennis? "
とクレームをつけていました。
非常に冷静かつ、丁寧なクレームで、しかも主審に従いました。
(まあ、判定は覆らないので従うしかないのですが)
このメンタルで戦えば、バンダウェイはそこそこ行くと思いますよ。
まあ、ボクは好きな選手の対戦相手としてしか観ませんが、
怖い相手であることは間違いありませんし、
実際にボクは、全豪オープンでバンダウェイがケルバーとムグルサを連破する予想をきっちりと当てていますよ。
大村さん、ミナミイシガメさんもサバレンカとヴァンダウェイの試合について触れていますが、サバレンカはスティーブンス戦よりも調子を上げてきたといって良かったですね。
お二方ともフェド杯を国別対抗戦としてテニスのW杯というにはあまりにもずさんなレギュレーションや在り様についての文句についてはおっしゃる通りだと思いますし、なりよりプレイヤーファーストでないところが全ての元凶ですよね。
とはいえ当然ながらプレイヤーのモチベーションがツアーよりも上がるのがフェド杯なわけで、そこが試合の見れる魅力でもあるわけです。
そしてフェド杯で明らかに別人になるプレイヤーが2人いまして、一人はオランダのベルテンス、そしてもう1人は傍若無人の女子テニス界きってのレスラーであるヴァンダウェイですね。
アメリカを率いるキャプテンがリナルディなんですけど、まさかのスティーブンスを2日連続で試合させるという馬鹿采配をやらかしました。サスノビッチの頑張りを褒めるのを差し引いて余りあるバカげた采配ですね。もうスティーブンスが限界を迎えていたのにどうせ精神論ではっぱをかけていたかと思うと、スティーブンスの気持ちとしてはGSベスト4の分際でグランドスラマーのスティーブンスのプライドを傷つけたといっていいのではないでしょうか。彼女がキャプテンを続ける限り今後スティーブンスは招集に応じないような気がします。というかそんなしこりが生まれたといっていいでしょうね。
そんなわけでまさかのダブルス勝負になったわけですが、マテックスサンズ抜きでもアメリカ優位だったのはヴァンダウェイのおかげでした。
ベラルーシは急遽オーダー変更でサバレンカとサスノビッチの急造ペアでしたが、このペアはダブルスとして明確な弱点があります。それはサバレンカがボレーが下手くそなので前衛にくれば狙われることと、サスノビッチが後衛ならヴァンダウェイ、ロジャースはパワーストロークでサスノビッチを狙うことができ、軸となる2つのポイントパターンをアメリカに与えるわけです。しかしこの戦術はヴァンダウェイとロジャースが2人で話し合って出来たのではないですかね。
スティーブンスを2日連続で使うようなキャプテンが思いつけるとは思わないですから。
まあヴァンダウェイのMVPでアメリカが優勝しましたが、これを機にプリスコバばりにヴァンダウェイが来年飛躍する可能性も出てきたのではないでしょうか。サバレンカについては安定はしないでしょうが、来年どっかのインターナショナルでツアー初優勝は充分期待できますね。
満足とはいったものの欲が出てきますねw第一セット、セットポイント凌がれタイブレ落とし第二セットはベーグル逃れるのがやっとでしたかね。
第二ゲーム、30ー40からネットに掛けてブレイクされたのが致命傷でした…あとはズルズル、ミスを重ねたのがやっぱり悔しいですねw
私パブリチェンコバのフォロワーもしているので勘弁して下さいwあの時の相手クビトバとプリスコバじゃないですかw
そうですけど、あのときのプリスコバは、怪我をしていたサファロバの補欠扱いでしたから、
パブリチェンコワには勝って欲しかったですね。
もちろん、今ならパブリチェンコワにクビトバ、プリスコバに2連勝しろとは言いません(笑)
今では、シャラポワでもそれは難しいと思いますし。
パブリチェンコワは、もう少し体を絞ったらもっと可愛いだろうなーと、
今年、生で観ていて思いました(*^^*)
あとなんでサバレンカとスティーブンスの試合を泥仕合の表現したのかと申し上げあますと。
それはスティーブンスがエリートトロフィーの3試合目左足の違和感で途中棄権をして大会を去ったわけなんですけど、当然それがなおりきっていないのに試合に出されて案の定左足の影響が見られたことですね。サバレンカの超攻撃スタイルを差し引いてもスティーブンスがほぼ守っているような状況になってしまって、ポイントがサバレンカのウィナーとミスばかりになってしまってのブレイク合戦になってしまったからなんです。
アメリカって日本の真逆で「根性」よりも「科学」の国だと思うんですが、
昨年の全豪オープン3回戦でも、マディソン・キーズがジャンシューアイ戦で
股関節痛めて、泣きながら立ってましたね。
(もはや、プレー不可能)
ボクがコーチなら、自分がペナルティ喰らってもいいので、
コートに降りて試合を止めますね。
フェドカップに無理やり出されたスティーブンスは気の毒ですね。
ビーナスでも出場させればいいと思うのですが(苦笑)
大村さん、今ヴァンダウェイとサバレンカの試合中ですが、フアヒン決勝みごとにベンチッチが優勝しました。
あとは来月のオフにヒンギスが果たしてベンチッチのコーチに就任するのかどうかですね。一応来週の台北にも出場するみたいですが、まあ無理せず頑張ってくれればですね。
ベンチッチの優勝は嬉しいですが、さすがにWTATVは放送しませんでしたね。
というか、エリートトロフィーですら放送しませんでした。
これで、来年はシャラポワ、ベンチッチ、スビトリーナで決まりですね(*^^*)
もう私ハラハラドキドキのしっ放しで気がどうにかなってしまいそうでした…ダブルスがお話しになりそうもないのでベラルーシはアメリカに勝てないでしょうがこのサバレンカの一勝だけで終わっても私は満足です…とにかく精神的にこたえて…夜遅くすいませんでした…
そんなにすごい試合だったんですか。
この時期に、好きな選手の試合が見られるのは羨ましいですね。
フェドカップ不要論者の僕も一昨年はロシアvsチェコを見ましたが、
シャラポワvsクビトバの試合はボクの中では伝説です。
もっとも、シャラポワが独りで2勝を上げるも、
パブリチェンコワがダブルス含め独りで3敗と、
3日くらい悔しい思いを引きずって、
ますます、フェドカップが嫌いになりました(笑)
なるほど、ハレプのモチベーションでのアップダウンを考慮すべきだったということですね。
当然ランキング1位がかかったオスタペンコ戦のハレプなら間違いないですけど、単なる天津決勝でハレプとサバレンカがやったらというシチュエーションということでいいのでしょうか。
さてサバレンカが泥仕合を制してくれて多少面白くなりましたが、サバレンカはやはり爆発型になりそうですね。
プイグみたく一発どでかい花火でも打ち上げてくれればいいのではないでしょうか。
更にサバレンカに対して新たなことがわかったんですけど、それは理想のショットで勝ちたいというところですね。ここが安定しない理由でもあるわけですし、ミスが多い理由なわけですけれども。
ライジングでスピンのかけてネットすれすれを通してベースライン深くにコントロールしようとしていますからね。結果カスタネットテニスになるという。
オスタペンコとの違いはフラット強打でウィナーをとるか理想のショットを打って勝つ違いくらいですかね。サスノビッチも負けはしましたがミスが少なく粘っていてらしさは充分に出していましたね。
泥仕合というのは、なにかフェドカップでトラブルでも発生したんでしょうか?
サバレンカを見たときに、おっしゃるとおり、ボクは昨年のシドニーオープンで
ベンチッチ相手にベーグルで勝ったモニカプイグを思い出しました。
そして、プイグはリオオリンピックで金メダルという快挙を成し遂げるも、
その後は今一つで、サバレンカがこの路線を走る可能性はありますね。
サバレンカとオスタペンコのショットの違いはまさしく
テニスバカさんのおっしゃるとおりで、
腰の高さまでボールを待ってフラットボールで強打するオスタペンコのほうが、
ショットとしての難易度が低い分、安定性は上でしょうね。
サバレンカはある意味、一番難しいテニスをしていますので。
いずれにしても、ライジングショットは僕の大好物なので
サバレンカvsベンチッチを見てみたいですね(笑)
大村さん、今スティーブンスとサバレンカの試合途中でコメント失礼したいと思います。
結論からいって正直ハレプに勝てるはないと思いますね。というか相性が悪いです。
サバレンカと相性がいいのはパワーテニスの攻撃型ですね。オスタペンコとか特に噛みあいまくりなんじゃないでしょうか。シャラポワに関してもサバレンカのライジングショットをまともに受けて返してくれるわけですから噛みあうのは必然だったと思います。
サバレンカとハレプの試合展望ですけど、サバレンカのライジングで先手をとることはできるでしょうが、やや勢いが落ちてきたところでハレプスピンのフォアバックのダウンザラインで左右に振られるようだとサバレンカのエラーモードが開幕してしまうでしょうね。
しかもサバレンカはライジング以上にネットをとりたがる前のめりテニスですから、流れを相手にわたしてしまうと、自分で流れを引きもどすのが困難で、相手が落ちてくれるのを待つのみになってしまうのではないでしょうか。
いえいえ、ボクのコメントをよくお読みください。
>サバレンカにあのテニスをされたら、
>世界一位のハレプでも、『あの試合に限って言えば』負けていたと思います。
ボクは、「あの試合」と言っています。
まあ、それでもハレプが勝つと思うのはテニスバカさんの自由ですが、
プレミア5でも簡単に試合を捨ててしまうハレプが、
インターナショナルの小大会で相手にあれだけいいプレーをされて、
それでも全力で勝ちに行くとはボクには到底思えません。
それに、パワーテニスではないとはいえ、スライスの打てないハレプの武器は深いスピンボールですから、
サバレンカのベースライン際のライジングショットと相性が合う可能性はあると思います。
実際、シャラポワは2ndセット、1-5から驚異のメンタルで勝った試合ですから、
あの試合に限れば、ハレプがメンタル負けしていたと思います。
気分が乗らなければ、ジャンシューアイにもベーグルを喰らうのがハレプという選手ですから。
もっとも、ハレプとサバレンカが5回戦えば、ハレプが4回勝つと思いますよ。
当分見納めになるであろう有明観戦を終えました。
今回の目的はダルマ・ガルフィただ一人見たさであとは全く興味なく彼女がどんなテニスをするのかの一点で、平日は仕事で行けないのでここまで残ってくれていて助かりました。
上手く言えないですがパワーある後方守備型テニスとでも表現するんでしょうか。日本人に多そうなシコリ合いに強そうですが、脇を抜かれたりイージーなボールをミスしたり前に出てのプレーは不得手と見ましたがサーブは上手いです。
サバレンカ程ではありませんが外見もいいです(母国の先輩バボスのような微妙な感じも持っているようですがw)ハッキリ言って東レの予選に出てくる何人かの選手より余程見応えのある試合をしていました。
今年はパッとしないようですが若い選手に奮起して貰いたいですね。
今回非常に残念だったのは対戦相手ブザルネスクの余りの態度の悪さで力の無いバンダウェイの暴力性、文句ヒステリックさはストリコバを遙かに上回り、生観戦でこれ程不快な気分にさせられたのは初めてです!
たった一度の観戦で堂々大嫌いな選手トップにぶっちぎりで立ちましたw口直しにフェドカップでも観戦します…
ダルマ・ガルフィはボクは存じ上げないのですが、写真は拝見しましたよ(*^^*)
ベンチッチには、2013年のようにこのシーズンは日本で戦って欲しかったですが、
まあ、現実問題、観に行く時間もありませんし、
ボクが目指しているのは、仕事で多くの方に評価していただける結果を残し、
東レPPOのプレパーティに呼ばれるような存在になることです。
シャラポワはともかく、最近、instagramを見ていて、
やはりボクが一番好きなのはベンチッチだと再認識しました。
ベンチッチやスビトリーナとプレパーティで食事ができるように、
今は仕事に全力投球します!(*^^*)
フェド杯決勝前にちょっとサバレンカについてわかってきたことがあったのですが、大村さんがブシャールについてちょっと言及したのでブシャールについてなんですけれども。
ブシャールの問題はコーチ云々で解決はないですね。要はシャラポワ戦のようなプレイができればいいわけですから。となるとモチベーションの問題だということが明らかになってくるわけですよね。
ブシャールは、試合中荒れることはないものの、結局のところメンタルが崩れているわけで、それは雑なプレーが散見されるともう終了なんですよね。
ああもテニス外の活動が活発であれば普通はブシャールみたくなるもので、寧ろシャラポワやウォズニアッキが例外だなとも言えます。
さてサバレンカについてわかってきたことなんですけれども、大村さんが以前おっしゃっていた、とんでもないライジングなのはその通りでじっくりみていると、伊達さんともベンチッチとも違うライジングですね。
敢えて似ているというか、あれの完成系はフェデラーといって間違いないと思います。以前自分がライジングの弱点とされるベースライン近辺の深いボールの処理ですが、それをライジングで対応できるのが唯一フェデラーのみでサバレンカもそれをやろうとしています。
当然ロングアウト、サイドアウトになって試合を壊しているわけで、それができれば女フェデラーに最も近くなるといっていいのではないでしょうか。
まだ10代だし希望もあるわけですが、なんにせよ、フェデラーばりのライジングを完成させるというとんでもない挑戦なわけですから、普通に考えて折り合いをつけていかないと荒削りのまま終了なんてことも充分考えられますね。
完成すればアザレンカを凌駕してしまうくらいあまりにもスケールが大きいテニスなので、より冷静にサバレンカを見ようとしている自分がいます。
テニスバカさんもボクと同じ感想で心強いですね。
ボクの天津オープン決勝戦のブログをご覧いただくとわかりますが、
サバレンカのライジングショットは粗削りなのでなかなか気づきませんが、
おっしゃるとおり、女フェデラーを目指しているのは明白です。
ブログにも書きましたが、ベースライン付近のライジングショットが
ノーバウンドで処理しているように見えたショットが何本もあり、
シャラポワがセンターポジションに戻る時間を奪っていました。
彼女は、驚異的に伸びるか、勝ったり負けたりで、
70位あたりをウロウロするか、これからの2年ほどは
本当に楽しみな選手だと思います。
贔屓の引き倒しで恐縮ですが、天津オープンは
キャリアグランドスラマーのシャラポワだから勝てた試合で、
サバレンカにあのテニスをされたら、
世界一位のハレプでも、あの試合に限って言えば負けていたと思います。