大村あつしオフィシャルブログ

コメント欄には書いたのですが、読まない方も多いと思いますので、僕が個人的に数名の方とメールでやり取りしていた内容を、現時点での総括として記します。

僕は、個人的に次の２試合に注目していました。

１試合は、ユリア・プティンセバvsティメア・バシンスキー。

ランキングはバシンスキーのほうが上ですし、彼女にはドロップショットという武器もありますが、僕はペテルブルグオープンで準優勝したプティンセバの勝利を予想していました。

理由は、プティンセバはペテルスブルグで覚醒したと思っているからです。

ムラデノビッチにマッチポイントを握られながらもリターンエースを決められるメンタルの強さとショットの正確さ。

バシンスキーの棄権とはいえ、棄権しなくてもプティンセバが勝っていたと思っています。

彼女の仕掛けの早さと安定したダウンザラインは、僕のアイドル、スビトリーナに匹敵すると思います。

さらには、強靭なフィジカル。

プティンセバのTOP20圏内は時間の問題でしょう。

もう１試合は、ガルビネムグルサの２回戦。

これは、大会前から、ムグルサは２回戦で、バボスかシューアイに負けると予想してメル友にもそのように伝えたのですが、実際にムグルサはシューアイに負けました。

ムグルサは、長いラリーに耐えられる守備力が鍛えられた反面、トレードオフで、彼女の本来の武器はフォアハンドのアングルショットだったはずですが、今はバックハンドのダウンザラインでしかポイントが取れない状況です。

このテニスを元に戻さないと、ムグルサの全仏オープン連覇は絶望的と見ています。

ちなみに、ムグルサは昨年のその全仏オープンでクズネツォワとセレナを破った以外、TOP10選手に一度も勝てていません。

（クズネツォワがやる気のなかったツアーファイナルズは除く）

すなわち、今のテニスを続ける限り、ムグルサの定位置はTOP20くらいで、全仏オープン後に順位を落とすと予想しています。

では、今からアンジェリック・ケルバーvsダリア・カサキナです！(*^^*)

あっという間にNo.1から陥落してしまったケルバーが、「守りながらも開き直りのテニス」ができるかどうかが注目ですね。

まあ、普通に考えれば、フェドカップをスキップしてまでこの大会に賭けているケルバーが勝つと思いますが。

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