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高羽そらさんインタビュー

ガストンとの対話 Vol.25

ガストンさん、「与えるものが受け取るもの」という言葉について、より深く知りたいと思います。この世界を生きていくうえで、最も基本的な概念だと思うのですが。

「その通り。大切なのは与えるということだな。それがそのまま自分に戻ってくる。その本質的な意味は理解しているな?」

はい、全てがひとつであることが基本ですね。他人だと思っているのは錯覚であって、誰かに対する行動は自分に対するものと同じことです。自分の腕をつねれば痛いですものね。

「では与えるということの本質を見よう。与えるためには何が必要だ?」

与えるために必要なもの……。う〜ん。

「お前さんが誰かにプレゼントをするとしたら、どうするか考えてみろ」

相手の趣味を考えて、何かを買いに行きますよね。あっ、そうか。与えるためには自分が持っていなくてはいけないのですね。

「そうじゃ、自分が持っていなければ与えることはできない。それが原則だ」

それにしても、考えようによっては何かに投資しているような雰囲気ですね。与えたものが戻ってくるまでのタイムラグが、本当に戻ってくるのかどうか不安にさせます……。

「それは全てがひとつだということが理解できていないからだ。分離の意識にとらわれている証拠だな」

そう言えばそうですけれど。もうひとつ理解が深まっていないように感じます。

「それはお前さんが原則しか理解していないからだ。持っているものを与えるというのが原則だ。だが、それは理解しやすいようにした原則にしか過ぎない。この言葉が持っている本質はもっと深い」

与えるものが受け取るもの、という言葉の本質ですか?

「自分に無いものを与えようとする、その「心」に本質を見ることができる」

自分に無いものを与える……。

「お前さんに辛いことがあって、笑顔を失くしていたとする。そんなとき同じように落ち込んでいる友人に会ったとしよう。その友人も笑顔を失くしている。その友人に笑顔を取り戻させようとしたとき、お前さんはどうする?」

友人の話しをただ聞いてあげて、笑顔が戻るように私も笑顔で接しようとします。

「おや? そのときのお前さんは笑顔を失くしていたのではないかね?」

あっ、あなたの言っている意味がわかりました!自分に無いものを与えようとすることは、同時にそれを自分が持つことになるのですね!

「自分が持っていないにも関わらず、相手を思いやってそれを与えようと必死になる。その「心」がお前さんに同じものを与えてくれるのだよ。与えるものが受け取るものという言葉は、そうしようと決意したことでお前さんは既に受け取っている。それがこの言葉の本質だ」

よくわかりました。そして、その「心」を具体的な行動にしていけばいいのですね。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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