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高羽そらさんインタビュー

今日の言葉 7月26日

『苦しみの動きをたどる』

 

自分とは別個のものであるかのように、苦しみを意識しているのではありません。苦しみを観察している観察者としてそれに気づいているのではないのです。苦しみは自分の一部であり、つまり、私という全存在が苦しんでいるのです。そうすると、その動きに付いていくことが可能となり、それがどこに行き着くかを見ることができます。そのようにすると、間違いなく苦しみが姿を現します。

 

そして次に自分が「自分」を重視してきたことが分かります。自分が愛している相手を重視していたのではなかったのです。相手は私の抱える惨めさから、孤独から、不幸から私をかばう役目をしていただけだったのです。自分が大した人間ではないので、私は相手がそうあることを期待する。そころがその相手がいなくなってしまった。独りになった私は途方に暮れ、淋しい、あの人がいなければ、私はクズ同然だ。だから私は泣く。でもそれは相手がいなくなってしまったからではなく、自分が独りになってしまったからなのです。

 

でももし私が苦しみとともに留まることができ、それを自分から遠ざけず、それを抑えようとしたり、否定しようとしたりしないならば、その時、何が起こるでしょうか? このように苦しみの動きに付いていっている時の精神状態とは、どのようなものなのでしょうか?

 

〜クリシュナムルティ著『四季の瞑想—クリシュナムルティの一日一話』より〜

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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