体外離脱のフィジカル要件
今日も春らしい暖かい天気です。空が白く霞んでいるのが春っぽくていいですね。今日も一日中、桜の名所は大勢の人で賑わっているのでしょう。この時期は桜だけでなく、いろいろな花が咲くから楽しいです。
昨日のお花見の帰り道に見つけた花です。ラブリーですね。
昨日とは打って変わり、今日はひたらすパソコンと向き合っています。でも午前中は頭が少しぼんやりしていて、ブログの連載を書くのに苦労しました。なぜかと言いますと、鼻炎薬の影響なのです。
花粉症は全く大丈夫なのですが、気温の急激な変化で鼻炎になることがあります。昨日の夜がそうでした。お風呂を出てから、鼻炎の症状が出てきました。市販薬ですが、よく効く薬があるので問題ありません。ただし、その薬は眠くなるのです。
妻が調べてくれたところによると、睡眠導入剤と同等の成分が含まれているそうです。ですから12時間くらいはその影響を受けて眠いのです。薬を飲んだのが昨晩の10時台でしたから、今日の午前中は眠気が取れませんでした。
その分、夜はよく眠れます。一時的に目が覚めても、数分ですぐに眠ってしまいます。でもこの薬を飲むと経験できないことがあります。
それは体外離脱と明晰夢です。
体外離脱と明晰夢は、過程が違うだけで同じ経験です。ですからそのフィジカル的な要件は同じなのです。最も大切なことは、覚醒と睡眠の境目を維持することです。起きているような、眠っているような、とても浅い睡眠状態を誘発することで体験できます。
ところがこの鼻炎薬を飲むと爆睡してしまうので、夢は見ますが全く明晰夢になりません。さらに体外離脱をしようとしても、睡眠が勝ちますので覚醒状態を維持できません。ここまで書くと、体外離脱や明晰夢を経験するためのフィジカルな要件が想像できますね?
それはたっぷりと睡眠を取ることです。身体が疲れていて寝不足が続いているような状態では、体外離脱や明晰夢を経験できません。疲れていると睡眠を取ることを身体が優先しますので、覚醒と睡眠の境目を維持することができないのです。どうしても寝落ちしてしまいます。
ですから定期的に体外離脱や明晰夢を経験したいと思っている人は、自分の睡眠の質を向上させることが大切です。必要な睡眠の量は個人差があるでしょう。自分にあった適切な睡眠をたっぷり取る。できればちょっと寝すぎたかなぁ、というくらいのほうが経験しやすいです。
体外離脱等の経験から何を求めるか、というメンタル面も大切です。でもそれと同時に、睡眠の質を向上させて、フィジカル面でも意識を高めることが必要になります。私がほぼ毎日体外離脱を経験している時は、午後10時には眠っていました。できる限りストレスを排除して、良質な睡眠を取ることで経験できる回数を圧倒的に増やすことができます。
経験したいけれどできない、と思われている方は、一度自分の睡眠の質を見直してみてください。ついつい深夜までテレビやスマホを見ていたりして、良質な睡眠が取れていない可能性があります。生活のパターンを見直すことで、体験できる機会も増えます。
ちなみに別の角度からの裏技も説明しておきましょう。先ほどの話が健康的な体外離脱へのアプローチだとすると、とっても、めちゃ、不健康なアプローチ方法です。やめておいたほうが無難です。
睡眠と覚醒の境目を維持するということは、言い換えれば「浅い睡眠」状態を作ることです。ですから悩み事で頭をいっぱいにして、ある種の不眠状態に自分を追い込みます。つまり必然的に眠りが浅くなります。そうすると明晰夢を頻繁に見るようになったり、体外離脱の前兆を経験することが多くなります。
精神的にも肉体的にも悪影響があるので、決してオススメしませんけれどね。そうした時の明晰夢は、ストレスの影響が出て怖い体験をします。幽霊を見たりすることも多いですよ。とても不健康な方法ですけれど、体外離脱のフィジカル的な要件としては、良質な睡眠と同じ効果を持っているということです。面白いですね〜!
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soyaさん、コメントありがとうございます♪
初めまして。本やブログを読んでいただいて、ありがとうございます。とっても光栄です。
さて質問の件ですが、私は医師ではないので、あくまでも私見として受け取ってください。
結論から言えば、全く問題ないと考えています。
どんな人も無意識で体外離脱をしていますから、それを意識的に行うかどうかだけの違いです。
自分の意識の世界を知るためにも、有意義だと思います。
ただし、自分が普段意識していない潜在意識が浮かび上がってきて、それが体験となる可能性があります。
それが恐怖であれば怖いものを見るでしょうし、怒りであれば腹が立つ出来事を体験するでしょう。
大切なのは経験したことを『客観視』する視点です。
自分の意識が具現化した体験であるけれども、それはほんの一部にすぎないことを忘れないことです。
「あぁ、自分の意識にはこのような部分もあるんだな」くらいに、少し距離を置いて突き放した視点を持つことが大切です。
これは病でない他の人にも言えることですし、現実世界でも起きる様々な出来事に対しても翻弄されない「力」を養うことになります。
そういった『客観視』の視点を忘れないよう意識して体外離脱にトライすれば、さらに人生を有意義にできると思います。
またいつでも気軽にコメントしてくださいね。
高羽そら先生記事読ませて頂きました!!
著書に載っていなかったことをご質問したいのですが例えば精神を病んでいる人などが体外離脱をすると悪い体験をしますか?
ぼくは躁鬱病の寛解状態なのですがチャレンジしても大丈夫そうだと思いますか?どうぞ回答よろしくお願いしますm(__)m