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高羽そらさんインタビュー

自由にできない明晰夢

少し雲は多いものの、よく晴れた今日の神戸です。爽やかな風も吹いていますから、比較的過ごしやすい気候でした。でも湿気が入り込んでいるせいか、朝から太陽が傘をかぶっていました。

 

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午前中に家を出てすぐの太陽です。写真ではうまく伝わらないかもしれませんが、日暈というのは綺麗ですね。

 

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少し歩いて神戸市灘区役所の建物を見上げたときも、こんな感じでした。

 

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そして買い物を済ませて自宅近くまで戻ってきてもまだ、青空を背景にして日暈が綺麗に見えました。そういえば、昨日の夕方は大阪で見事な虹が見えていました。テレビの天気予報でのライブ映像でした。日暈や虹という現象は、とても神秘的ですね。何かいいことがありそうな予感がします。

 

風が爽やかとはいえ、気温はやはり夏っぽくなってきました。今日も何とか歩いて帰ってきましたが、いつまで続くかな? 気温が高いと感じる日は、迷わずバスに乗ったほうがよさそうです。せっかく歩いても、午後からバテていたら意味ないですからね。

 

さて、今日もちょっと明晰夢について書いてみましょう。関心のある方が多いようで、3日前に書いた明晰夢の記事は大勢の方に読んでいただいているようです。

 

明晰夢と体外離脱は体験が始まれば同じです。それらの最も顕著な特徴は、その世界を自由にコントロールできることです。映画の『インセプション』で主演していたレオナルド・ディカプリオが夢の世界でやっていたことと同じです。カフェがある街角に突然橋を作ったり、その風景を消去することも可能です。慣れてしまえばどんなことでも可能ですから、旧約聖書のモーゼのように大海を二つに分けて道を作ることもできます。

 

でもどれだけ踏ん張っても、自由にできない明晰夢を見ることがあります。それまで自由に創造できていたのに、突然何かの現象が起きてコントロールを失います。その瞬間というのは直感的にわかります。あっ、何か異変が起きた、とすぐに感じます。

 

さらに最初から最後までコントロール不能という明晰夢を見ることもあります。その世界の人物となって体験しているのですが、映画のなかの登場人物のように決められたストーリーのまま動くしかない状態です。夢だとわかっているのに、どうしようもないのです。

 

この自由にできない明晰夢の正体は何か?

 

私の経験から言いますと、それはメッセージです。私にどうしても伝えたいメッセージがあるとき、こうした明晰夢を見ることがわかってきました。ではそのメッセージを発信しているのは誰なのか? 大きく分けて二つある、と私は考えています。

 

その一つは、私の夢の世界に介入してきた『誰か』です。例をあげますと、『ゼロの物語』の登場したゼロのような存在です。『ゼロの物語』に書くべきエピソードを見せられたのは、ほぼ全てが自由にできない明晰夢を通じてでした。どれだけ恐ろしい場面でも、その当事者になって体験するしかありません。コントロールできないのですからね。自分の夢だから死なないとわかっていても、やはり身体が恐怖で震えます。

 

もう一つは、自分の潜在意識です。どんな人でも、自分の潜在意識に押し込めてある感情があります。恐怖だったり、妬みだったり、怒りだったり。正面から向き合いたくないため、潜在意識に閉じ込めているものが誰にも存在します。それらの抑圧された感情が、顕在意識の私に受け入れてもらうことを願い、解放してもらうために、明晰夢へ介入してくると感じています。これは感覚の問題ですから、そうだとしか言えませんけれどね。

 

潜在意識が介入することで自由にできない明晰夢は、私たちにとって有意義で貴重な機会だと思います。普段は意識することのできない、潜在意識の言葉を聞くことができるわけですから。抑圧された彼らのメッセージを、具体的な体験として感じることができます。

 

もちろんストレートに表現されるものではありません。恐怖なら幽霊の形を取っていたり、怒りだったら突然知らない人間に浴びさられる罵声かもしれません。その場ですぐに理解することは無理です。でもそうした体験を記録しておくことで、ある日そのメッセージの意味を理解することができます。あぁ、あの自由にできなかった明晰夢の意味は、こういうことだったのか、と気づきとしてやってきます。

 

明晰夢の世界をコントロールすることで、現実世界は自分で創造しているんだと実感するのは大切です。でもそれ以上に、自分が自由にできない明晰夢に注目するべきです。そこには宝物のようなメッセージが隠されています。怖かったり近寄り難い状況であるかもしれませんが。夢だと理解しながらありのままを体験することで、きっと何かを感じることができるはずです。夢というのは、普段は意識できない自分との会話だと思っています。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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