メチャ気になる Vol.61
昨日の夕方のニュースで、防犯カメラに録画された強盗現場の映像を見ました。かなりはっきりと映っているので、いずれ犯人は逮捕されるでしょう。
イギリスのロンドンでは、あらゆる場所に防犯カメラが設置されています。プライバシーの侵害が問題視されていますが、犯罪の抑止としては大きな効果が出ているようです。そんな防犯カメラは映像を記録するだけでなく、一歩踏み込んだ進化が期待されています。
犯罪を意図している人間のオーラを感知するカメラが、日本に上陸したという記事です。東京五輪が近づいていますから、テロ等の犯罪防止のために導入が検討されているのでしょう。
開発したのはロシアの会社で、アメリカで特許を取り、ロシアの空港や韓国の仁川空港で実際に稼働しています。ソチ五輪の入場ゲートでこのカメラを設置すると、期間中の270万人という入場者数のうち、1日5人〜15人を「不審者」として検知しました。そのうち9割が薬物や酒などの持ち込み禁止物を所持していたり、チケットを持たずに不正入場しようとしている人だったとのこと。このカメラの精度の高さを実証しています。
その仕組みは意外にシンプルです。記事によりますと、
『動画は通常、毎秒30枚程度の画像から構成される。DEFENDER-Xでは画像1枚ごとに、撮影対象者の顔の皮膚や眼球、口元、まぶたなどがどれだけ動いたのかを検出。それぞれの振れ幅や振れる周期を基に、顔を「攻撃的」「緊張」などの50パターンに色分けする。各部位の色を分析し、精神状態を総合的に判断する』
平静であれば緑。攻撃的であれば赤というように色分けして、空港の職員や警備員が判断しやすいシステムが組まれています。それを「オーラ」と呼んでいるそうで、いわゆる本当のオーラを感知するわけではないようです。
それでも攻撃的な人間なら、全身に赤いオーラをまとって画面に表示されます。大勢の人が利用する空港ですから、こうしたシステムを導入することで警備の効率化を図ることができるでしょう。
このようなシステムにAIを組み込むことで、さらに進化しそうな予感がします。もちろんこうしたカメラの目を逃れる犯罪者もいるでしょう。サイコパスのような人間なら、遊園地で楽しむような感覚で人を刺せるかもしれませんからね。
そんな例外はあるとしても、証拠映像の記録、そして犯罪の予防という意味で、この記事のようなシステムの導入が増えていくと思います。私はいいことだと考えています。自宅から一歩外に出れば、基本的にプライバシーなんてないと思っているほうが賢明です。そんなものを守ることに汲々とするよりも、誰に見られてもやばくない行動をすればいいだけですからね。
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