コロナワクチンはエンドレス?
酷暑とは言えないけれど、神戸もそれなりに猛暑っぽくなってきた。それでも朝晩は涼しい風が吹くので、この時期にしては過ごしやすい。ただ暑さに加えて、新型コロナの第7波がやってきた。まだピークが見えないので、しばらくはこの状況が続きそう。
来月に高校の同窓会が予定されていたが、昨日連絡があって来年の春まで延期になった。参加者には医療従事者もいるので、続々と欠席の連絡が入ったからとのこと。全国の郵便局で窓口を閉じるところが出てきたし、JR九州では乗務員の感染が増えて特急列車等の運休を発表している。
アメリカでも同様のことが起きていて、ワクチンを4回接種したバイデン大統領が感染した。軽傷ですでに職務復帰できる状態らしい。軽症で済んだのはワクチンのおかげかもしれない。だとしても感染を防ぐことはできない。それについて考察した記事を読んだ。
最初に書いておくけれど、ボクは反ワクチンではない。どちらかと言えば、ワクチンの効能を支持している。ただmRNAワクチンに直感的な引っかかりを覚えているので、ワクチン接種していないだけ。ただ現状を見ていると、ワクチンの効果としては重症化を防ぐだけで、感染予防にはならないことがはっきりしてきた。
リンク先の記事にも同様のことが書かれている。バイデン大統領の例でもわかるように、ワクチンに関する感染予防効果は科学者が期待したレベルにほど遠いということ。その理由としてあげられているのが、コロナウイルスの変異性の高さ。アメリカの食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は、変異株に対応したワクチンに切り替えるべきだと勧告した。つまり現行ワクチンの限界を認めている。
昨日、大阪の吉村知事が高齢者限定の行動規制を依頼した。全国的に見れば、今回の第7波は子供の感染が多い。そこから家族を通じて成人へと感染が広がっているというのが医療関係者の見方。
でも大阪では入院患者の7割以上は70代以上。そこで???となる。この年代の9割はワクチンを3回接種しているはず。なのに重症化するってどういうこと?
このデータを見ている限り、ワクチンを複数回接種しても重症化するということ。おそらく時間経過とともに抗体が減少するのだろう。ということはワクチン接種がエンドレスということになってしまう。
もうひとつ気になる記事を目にした。ドイツの複数の大学が共同研究して発表した論文の解説。まだ未査読の論文なので、公式に認められたものではない。だからあくまでも仮説のひとつとして読んでほしい。
mRNAワクチンを複数回接種すると、確かに抗体が増える。だけど抗体には4種類あって、それぞれにはたらきが違う。抗体には主に二つの働きがある。ウイルスを敵と見なして排除するという働き。もうひとつは、これは異物ではないから大丈夫だと判断する働き。通常だとこのバランスが機能して、肉体を健全に保つことができる。
ところがmRNAワクチンを複数回接種すると、IgG4という抗体が大幅に増加することがわかったそう。このIgG4は先ほどの「異物ではない」を判断する抗体。だからワクチンを複数回打つ人ほど、コロナウイルスに感染しやすいという予測が発表されている。もう一度書くけれど、未査読の論文だからまだ信用できないけれど。
ただ現状を見ていると、ワクチン接種の有無に関わらず感染しているのは事実。重症化を防ぐという効果も、大阪を例にするとちょっと不安になる。なかにはワクチン接種者のほうがより多く感染していると言っている人もいる。まぁこれに関しては、ワクチン接種者の分母が大きいということだろうけれど。
何度も書くけれど、ボクは反ワクチンじゃない。だけどmRNAワクチンに関してはちょっと不安。特にこうした記事を見ると、ますます接種する気がなくなる。こうなると究極的な対策は、コロナに感染しないこと。三密を回避して、マスクの達人になる。会食等を避ける。そうした地道な対策をしていくしかないと思う。つまりボクに関しては、これまでのどおりの生活パターンを継続していくことだと思っている。
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