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高羽そらさんインタビュー

パラレルワールドについて思うこと

今日は3連休のなか日で、爽やかないい天気です。きっと行楽地は大勢の人で賑わうのでしょう。近いうちにUSJに行きたいと思っていますが、今日明日は凄〜い人でしょうね。今日は買い物に行った帰りのバスも、六甲山ケーブルに向かう人で混みそうだなぁ……expression/eps_coldsweats01.gif

さて昨日からコラボ企画が本格的にスタートしましたので、今日の「思うこと」はその企画の第1回テーマである「パラレルワールド」について書いてみようと思います。

パラレルワールドはスピリチュアルの世界でよく語られますが、元々は物理学の世界から出てきた概念です。タイムマシンというものについて、物理学では真剣に捉えています。理論的にはワームホール等で可能ではないかと考えられているのです。

そのとき科学者たちから出た疑問が「祖父殺しのパラドックス」というものです。タイムマシンで過去に行って自分の祖父を殺した場合、旅立った自分の存在はどうなるのか?祖父がいなければ、過去に旅立つ自分も存在しないことになります。その矛盾を解決する概念として、パラレルワールドが提唱されました。

人間は運命に定められているか、それとも自由意思があるのか、あなたはどう思われますか?

これを語り出すと本が1冊書けるほどになりますので割愛しますが、私は視点によってその答えが違うと思います。「自我」という分離した意識で見た場合、人間は運命に定められています。思考や感情が現実を創造していきますが、思考や感情をコントロールすることはできません。

それらはどこからかやってきて、どこかへ消えていきます。決められたレールの上をひたすら走る暴走列車のようです。そのレールに翻弄されている限り自由はないように思えますが、パラレルワールドがそこに自由をもたらしてくれます。

何かを選択しなければならないとき、その選択の数だけ未来があります。しかし私たちが自覚できるのは、たったひとつの世界だけです。だからこそ自由なんてあり得ないと感じているだけです。実は無限大のレールが存在しているのです。

パソコンでネットサーフィンをするように、私たちは常にそれらのレールを行き来しています。違うレールに移動しても、他のレールを自覚できませんから変化していると感じません。しかし日々の生活を通じて、私たちは昨日と違うレールに乗っているかもしれません。

そのネットサーフィンのクリックに該当するのが、「反応」と「行動」です。ある出来事に対して耐えがたい苦痛だと感じて歩みを止めるか、これこそチャンスだと感じるかで「反応」は違ってきます。さらにその「反応」に基づいて速やかに動くか止まるかで、私たちが無限大のパラレルワールドにあるどのレールを選ぶかが決まってきます。

つまり「反応」と「行動」次第で、全く違った人生を体験することができます。それは決められたレールの上だとしても、視点によれば自由意思と捉えることができます。さらにパラレルワールドは時間に制約されません。

過去の出来事で辛いと感じることについて、これは必然だったんだ受け入れて「反応」を変え「行動」を起こすことで、レールが変わります。過去だから変えることができないと思うのは時間に囚われた幻想に過ぎません。

大切なのはそのネットサーフィンが有効になる「反応」と「行動」は、「今、ここ」でしか使用できないということです。意識が過去や未来に囚われている状態ではクリックすることができません。「今、ここ」にしっかり立つことで、レールを変更することができるのです。

私が昨日アップした昴平という主人公を列車に乗せたのは、そのパラレルワールドのレールをイメージしたからです。彼の「反応」と「行動」が、どのように世界を変えていくかを、私自身が見たかったということですね〜expression/eps_confident.gif

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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