自然界に見る「誰か」の意図
昨日は午後から大雪でした。日が暮れてからマンションの玄関を出ると、廊下は吹き込んだ雪が凍ってツルツル。危うく転ぶところでした。
でも今朝は雪がやんで、見事な晴天でした。毎年恒例の初詣に行こうと、早速外出しました。
自宅の玄関から見える摩耶山はうっすらと雪化粧。青空も美しいです。
ところが写真ではわかりませんが、もの凄く強い風。それも強烈に冷たいのです。とてもじゃないけれど、人混みに飛び込んで初詣に行くような天気ではありませんでした。ということで早々に断念して、JR六甲道駅付近までの散歩に切り替えました。
この駅の写真を見ていると、暖かそうですよね。でも超寒いのです。周辺のスーパーは初売りが開始されていました。スーパーを2軒のぞいてきましたが、どちらも人が少なくでひっそりしていました。賑わっていたのは駅ビルの洋菓子店くらいでした。
妻が買い物をする間、私はしばらくカフェで休憩。それからプラプラと散歩して帰ってきました。初詣は日を改めて行くつもりです。
さて、昨日ある本を読んでいて感動しました。めちゃ面白い本なので、また紹介できると思います。
川について書かれた内容でした。本の趣旨とは少し離れる内容なのですが、あることを説明するために書かれていました。
川の水源から河口までの直線距離と、実際の川の長さの比率を求めると3.14になるそうです。つまり水源から河口までを円の直径だとすると、実際の川の長さはその円の円周になるということです。それもほぼ全ての川がそうなるとのこと。
もちろん地形の違いや自然環境による誤差は生じるでしょう。さらに人為的なダムや人工湖があれば該当しません。自然のあるがままの川であれば、確実にその比率は3.14になるそうです。特に平原が広がるような大地では、かなり正確な数字として計測されます。
私はあまりに感動して、昨晩本を読みながら思わず妻に叫んでしまいました。
「自然って、「誰か」の意図によって創られているよ〜〜〜!」ってね
素晴らしいと思いませんか? そして美しいと思いませんか?
自然のなかで偶然に作られた川だと思っていたのが、実は厳密な法則に基づいて創造されているのです。水源と河口の直線距離に円周率を掛けたものが、その川の実際の長さですよ!人間が人工的に関わることがなければ、自然はそのままで「美」を表現しようとするのです。
美を表現するときに説明される「黄金比」も、ありままの自然では当たり前のように表出するものなのかもしれません。そこには目に見えない「誰か」の意図があるとしか思えません。昨晩は久しぶりに本を読んでいて興奮してしまいました〜!
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