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高羽そらさんインタビュー

今日の言葉 9月8日

『記憶自体に、生命はない』

 

思考とはどういう意味でしょう? あなたはどのような時に考えますか? 言うまでもなく、思考とは神経的もしくは心理的反応、応答の産物であります。違いますか? 思考とは感覚に対する五感の直接の反応、もしくは蓄えられた記憶の反応である心理的なものです。記憶がなければ、何の思考も湧いてこないでしょう。ですから何らかの経験に対する記憶の反応が、思考プロセスを始動させているのです。

 

それでは記憶とは何なのでしょう? 自分自身の記憶と、自分がどのようにして記憶を蓄えているのかを観察してみれば、それが事実に基づいているもの、技術的なもの、情報や技術、数学や物理学に関連するものなどであるのか、それとも不完全で未完の経験の残留物であるのかの、いずれかであることが分かるでしょう。

 

一つの経験を終えた時、完了した時には、その経験に対する、心理的な残留物という意味での記憶は存在しません。残留物が残るのは、経験が充分に理解されない時だけです。そして私たちは過去に照らして、一つ一つの経験を眺めるので、経験に対する理解がありません。ですから私たちは決して新しきものに、新しきものとして出会わず、過去という衝立ごしに出会っているのです。という訳で、経験に対する私たちの反応は明らかに条件づけられており、常に限られているのです。

 

〜クリシュナムルティ著『四季の瞑想—クリシュナムルティの一日一話』より〜

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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