集中力は夢中力
今日はマジで暖かい。朝から風もなく、太陽の光がバルコニーにさんさんと降り注いでいました。買い物に出かけるのに、ジャケットはいらないだろう、と判断。ヒートテックの上にセータを着ただけで外出しました。
家を出た時は、こんな感じ。この坂を下る時に少し冷たい風を感じましたが、歩き出したらちょうどいいくらいです。帰り道にこの坂を登る時には、セーターも脱いでしまいたい気分でした。暖冬を象徴するような1日でしたね。
鳥たちも暖かいのが嬉しいのか、いつもより元気に飛び回っているように感じました。仲良しの親子ニャンコにも会えました。みんな春を待ち望んでいるようですね。
外出したついでに図書館に寄りました。いつも限界ギリギリまで予約しているのですが、ここのところ本の到着が重複しています。まとめて3冊分くらいのメールが届くこともあります。
予約している時期も、予約数も違う本なのに、これだけ重なるのはちょっと不自然。大きな声では言えませんが。職員の人たちの作業が滞っているのではないでしょうか? 届いている本をすぐに処理せず、手の空いた時間にまとめて処理する。だから通知が重なっているのではないか、と疑っています。
しかし、そんなことを言っていても仕方ありません。私が予約する本は他の人の予約が付いている本がほとんどです。貸出し期間の延長ができません。ですから届いた本を一気に受け取らず、取り置き期間ギリギリで受け取るという、時差攻撃の真っ最中です。期間は借りた時点から2週間ですから、そうすれば少しずつ返却期限をずらすことができます。苦肉の策ですね。
それでもペースを上げて読まなくてはいけないことに変わりありません。そこで求めれらるのが集中力。ここぞ、という時に集中する力を発揮しなければいけません。
読書もしたいし、小説も書きたいし、書いた作品の推敲もしたいし、映画も見たいし、ブログも書きたい。そうなると決めれらた時間内にどれだけ集中できるかが勝負です。実はこれ、私が得意とするところでもあります。
その得意とするところは、チクセントミハイというアメリカの心理学者が提唱しているフロー状態に入ることです。別の表現では、ゾーンに入るとも言います。
先日そんなフロー状態になっている子供を見ました。テレビで中村勘九郎さん一家のドキュメントを見ていました。勘九郎さんには、長男の七緖八くん、次男の哲之くんという二人の子供さんがおられます。
その次男の哲之くんは、まだ2歳です。この子が面白いことに、何かに集中するとまったく返事をしません。興味のある世界に完全に入り込んでしまうそうです。映像でも流れていましたが、勘九郎さんの楽屋で何かに興味を持ちました。そうすると誰が呼びかけても一切無視。完全なフロー状態なのです。
私も日々経験していますが、フロー状態になると時間が消えます。1時間くらいが、数分のように感じます。そして周囲の環境にあまり左右されなくなります。暖房をつけないと冷え込むような時でも、あまり寒さを感じません。
小説をある段階まで書き終わった途端、経過している時間に驚きます。そして同時に寒さで身体が震えることになります。
眠る前に読書をしている時も、その世界に入り込んでしまいます。キリのいいところで本を閉じた時、現実世界に戻るのに時間がかかるほどです。
ではこのフロー状態をもたらす集中力とは何か?
それは自分のやっていることに夢中になることです。熱狂することです。それしかありません。
やりたくないことをやっていたり、自分のしていることが好きでなかったらフロー状態になれません。これは最低条件ですね。
そしてもう一つ大切なことは、やっていることがちょっとした壁であることです。必死にならないと達成できないことにトライすることで、より集中力が増します。そして達成できた時に、言葉にできな満足感をもたらしてくれます。
今日は絶対に小説をここまで書く。今日はこれだけブログを書く。今日はこの本を読了する。そうしたちょっとハードルの高い目標を持つことで、ゲーム感覚で集中できます。よし、何が何でもやってやろう、と燃えます。それが夢中力であり、熱狂することですね。
ということで今日も眠りにつくまで、楽しめることに集中していきたいと思います!
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