ミューナの主治医はドリトル先生
冗談に思えるかもしれないけれど、結構本気のブログタイトル。昨年の11月からミューナが通っている獣医さんは、猫の言葉が話せるのではと思っている。いや、もっと突っ込んで考えている。もしかしてあの先生は猫なのでは?
この意見はボクだけじゃない。猫専門の病院を20年以上開業されている獣医さんで、ネットでクチコミを見ると同じ意見がいくつも出てくるwww
無愛想でとっつきにくい。昨年の12月、ミューナが診察室から脱走しそうになって必死で捕まえた。そのとき診察台の角で頭をぶつけたボクは額からかなりの出血。マスクが真っ赤になるくらいの出血なのに、先生は知らん顔でミューナの症状を話していた。この人は絶対に猫だ、とそのとき確信した。
無愛想だけれど、猫の病気にことになると真剣で饒舌。猫にストレスのかかる無駄な検査をせず、常に適切な治療をしてくださる。必要とあれば休診日でも病院を開けてくださる。そのうえ、猫の身体に触れただけで健康時の体重まで完璧にいい当てる。
そうして何度も通って馴染んでくると、ようやく笑顔を見せてもらえる。何度も根気よく接した野良猫に仲良くしてもらった気分。そして猫の条件として欠かせないものを満たしている。先生はかなりの二枚目で、看護師の女性もかなりの美人。きっと患者さんがいなくなると、二人してすぐに猫に戻っているような気がするwww
なぜこんなことを考えていたかといえば、ある映画を観たから。ボクはすぐにミューナの主治医の先生を思い出した。
2021年 映画#153
『ドクター・ドリトル』(原題:Dolittle)という2020年のアメリカ映画。過去にエディ・マーフィーの主演で映画化されている。この新しい作品でドリトルを演じているのは写真のロバート・ダウニー・Jr。
愚作としてかなり酷評されているらしい。でもボクは最後まで笑いながら楽しめた。動物たちのCGも違和感がなくて、ファンタジー感に満ちた素晴らしい作品だったと思う。子供と一緒に見るのが最適かもね。
ストーリーはいたってシンプル。世捨て人となって動物たちと暮らしていたドリトル。それは妻のリリーを亡くしたから。だけど彼の病院と敷地を提供しているイギリス王女が危篤となった。彼女が死んでしまうと、動物たちの楽園を取り上げられてしまう、
そこでバッキンガムに向かったドリトルは、王女の病気が側近の陰謀だと見破る。そして彼女を救える魔法の薬を手に入れるために、動物たちと一緒に冒険に出るという物語。もちろんハッピーエンドが待っている。
楽しかったのは動物たちの声。写真に写っているオウムの声はエマ・トンプソンだよ〜〜! さらに『ハリーポッター』つながりでいえば、ドリトルに襲いかかった虎の声はあのヴォルデモートを演じていたレイフ・ファインズ。
ゴリラの声はクイーンのフレディ・マーキュリー役を演じたラミ・マレック。キリンなんて歌手のセレーナ・ゴメスという豪華キャスト。声の人物の顔を思い浮かべながらCGの映像を観ているだけで楽しかった。
動物と話せるのは、もしかしたら特別な能力じゃないのかも。この映画を観ているとそう感じた。愛と思いやりがあれば、きっといいたいことは通じるはず。だからミューナの主治医の先生は、猫に対する愛と思いやりに満ちた人なんだと思う。
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