マスク生活いつまで?
まん延防止等重点措置、いわゆる『まん防』が今月の21日で全国的に終了する。気候も春めいてきたことだし、なんとなくホッとする開放感を覚える。感染者数も確実に減っているしね。
だからと言って、生活がさほど変わるわけじゃない。ゼロコロナがあり得ないことは、誰もが認識しているはず。ワクチン接種が進むことで、コロナもいずれインフルエンザ並みの扱いになっていくだろう。でもウイルスが撲滅されることはない。変異をくり返すことで生き延びようとする。
そうなると三密の回避、手洗い、そしてマスクの着用はまだまだ続く。そんなマスク生活はいつまで続くのだろう?
「マスク嫌い」のアメリカ人に起きた、コロナ3年目のある「心境」の変化
日本より先にピークアウトを迎えたアメリカでは、2月10日に屋内でのマスク着用義務が解除された。ただ店舗による意向が重視されていて、引き続き顧客にマスク着用を求めることは可能。さらに医療機関、介護施設、地下鉄、バス、空港等ではマスク着用が義務づけらている。
欧米の人はマスク着用の習慣がない。さらに表情が見えないことの抵抗感が強い。それゆえマスクの着用義務を歓迎しているはず。2月14日に開催されたスーパーボウルの様子を見ていると、マスクをしている人なんて見つけるほうが難しい。
ところがリンク先の記事によると、マスク着用を続けるというアメリカ人が増えているとのこと。慣れたということもあるし、寒さ対策にもなる。さらに幼児がぬいぐるみを離さないことで安心感を得られる、「セキュリティブランケット(安心毛布)」を理由にあげている人もいるそう。
その気持ちがよくわかる。ボクもこの2年間、マスクをして外出することが普通になった。真夏でもマスクを外さない。だから顔の一部のようになっていて、マスクをせずに外へ出てしまうと、下着をはき忘れたような気分になってしまう。
最初に書いたように、ゼロコロナはあり得ない。ウイルスとの共存は続くから、マスクをつけている方が安心できる。だから当分はマスク生活を続けるつもり。だけどいつまで?
ボクの感覚としては、ずっとこのままでもいいような気持ち。先ほどの「セキュリティブランケット」に近いかもしれないけれど、マスクをしていることで言葉にできない安心感がある。他人との関わりにおいて距離を取れる感覚があって、ボクの場合はかえって心地いい。
さらに前日にニンニクを食べても、あまり気にせず過ごせる。コロナだけじゃなく、インフルエンザや風邪の予防にもなる。いろいろ考えていると、圧倒的にメリットの方が多い。デメリットを上げるならiPhoneのFace IDが解除できない(iPhone11だから)のと、冬にメガネが曇ること。そして夏の暑さかな。
だからもし世の中がコロナ以前の雰囲気に戻っても、ボクは相変わらずマスクをしているかも。この2年間の印象として、マスクをつけることにほとんど抵抗がなくなった。以前はマスクが苦手だったのに、慣れというのはすごいよね。
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