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キャサリン・CiCi・ベリス、大金星!ラドワンスカを撃破! ドバイオープン2017(女子テニス251)

  

2017年2月23日は、ボクにとって歴史的な日になりました。

 

 

この12年、女子テニス界でNo.1の女性はマリア・シャラポワでした。

 

 

もちろん、その後もペトラ・クビトバやユージニー・ブシャールなどの「シャラポワ2世」は誕生していたのですが・・・

 

 

今のテニス界でもっとも美しくスター性のある選手は

 

 

キャサリン・CiCi・ベリスに変わりました!

 

 

Bank+of+the+West+Classic+Day+2+-94btWxQ8Svl

 

 

実物は、写真の100倍かわいいです(*^^*)

 

 

テレビを観ていて面白かったのは、2ゲームごとのベンチ休憩のたびに、カメラが映すのはキャサリン・ベリスのみ。

(ラドワンスカを映したのは、彼女がオンコートコーチングを受けているときだけでした)

 

 

実況もボクと同じく単なるオヤジと化して、ベリスの顔のアップを見ながら、

 

 

Lovely face!

Beatutiful eyes are glimmering!

How exciting!

 

 

と絶賛の嵐!

 

 

ボクがなによりも驚いたのは、確かに昨年のスタンフォード・オープンで格上のエレナ・オスタペンコを破って涙のインタビューがありましたが、あれはオスタペンコの自滅で、2回戦を観たら、「あー、やっぱりTOP100圏外の学生のテニスだな」と思ったのですが、わずか半年で格段に進化しています!

 

 

最大の武器は言うまでもなくライジングショットのフォアハンドなのですが、これは2ndセットを取られたときのオンコートコーチングがすべてです。

 

 

On baseline, keep using forehand and build points by forehand

 

 

まあ、要するにフォアハンドで得点を取れということです。

 

 

実際に、引き付けるだけ引き付けてコースを隠してのクロス、逆クロスは、ラドワンスカはまったく読めていませんでしたね。

 

 

しかも、なんでもかんでもウィナー狙いではなく、つなぐときにはつなぎます。

 

 

その前の試合で、打つ玉すべてウィナー狙いで自滅したモニカ・プイグとは(失礼ながら)ものが違います!

 

 

だからこそ、ラドワンスカは徹底したベリスのバックハンド狙いに転じるわけですが、とにかくベリスはバックハンドでもミスをしません。

 

 

20本以上のラリーを余裕でこなして、ミスをするのはラドワンスカ。

 

 

勝敗を決したのは、私見ですがそのバックハンドだったと思っています。

 

 

ファイナルセット、2-2でラドワンスカのサービスゲーム。

 

 

当然、ラドワンスカはベリスのバックハンドを攻めるわけですが、「なめるなよ!おばさん」と言わんばかりのダウンザライン。

 

 

実は、1stセットでもこのダウンザラインを決めていたのですが、2ndセットで鳴りを潜めていたバックハンドのダウンザラインを決められてからは、ラドワンスカは完全に我を失いました。

 

 

ほかにも、素晴らしい点は挙げたらキリがありません。

 

 

まず、上述のとおりミスが少なく、かつ相手に簡単にウィナーを取らせないのですが、ベリスはとにかくセンターポジションに戻るのが早いです。

 

 

だから、どのようなボールにも対応できます。

 

 

もちろん、フットワークがいいのでこのセンターポジションが生きるわけですが、ボクの目にはシモナ・ハレプと双璧に映りました。

 

 

そして、隙あらばすぐにネットを取るのですが、彼女が学生時代にダブルスを磨いていたことはずっとinstagramを見て知っていましたが、本当にネットプレーがうまいですね。

 

 

また、ラドワンスカのドロップショットは、拾われることを前提で、そのリターンを打ち込むのですが、そんなラドワンスカをあざ笑うかのようなパッシングショットを連発。

 

 

ベリスにドロップショットは禁物だとほかの選手も思ったのではないでしょうか。

 

 

ただでさえネットプレーにたけた選手を、自らネットに呼んでしまうわけですから。

 

 

さらにはサーブですが、球速は恐らく160Km台だとは思うのですが、コースがいい上に、ベリスのサーブは肘から上が遅れて前に出てくるので、リターナーとしては「よし、来るぞ」という感覚と、実際にボールが飛んでくる、その間にコンマ2、3秒の誤差が生まれているように見えました。

 

 

ですから、ベリスのサーブは拾いづらいのだと思います。

 

 

現在、ボクのアイドルはエリーナ・スビトリーナで、それは変わっていません。

 

 

しかし、10人抜きくらいで、キャサリン・ベリスは、スビトリーナと1位を争う選手になりました(*^^*)

 

 

これからは、スビトリーナとベリス命で応援していきます!(*^^*)

 

 

今日のテニスを観る限り、プレミアトーナメント優勝はベリスの方が先になるかもしれません。

 

 

なんとも末恐ろしい17歳ですが、ユージニー・ブシャールのような前例もありますので、今後はIMGと厳格な父親がどれだけ手綱をしめられるかでしょうね。

 

 

あと、現在はなんのプレッシャーもなく戦っており、”What does tennis mean to you?”(あなたにとってテニスとは?)と訊かれたときに、”Enjoy competing”(競うのが楽しいの)と無邪気に答えていましたが、こんな逸材を世界が放っておくはずがありません(日本はスルーしそうですが、むしろ日本では人気が出ないで欲しいです。チケットが取れなくなるので(笑)

 

 

特に、母国アメリカでスーパースターになることは確定ですね。

 

 

女子テニスファンでよかったと心底思えた1日でした(*^^*)

 

 

ベリスはまだ未成年なので、今回はいつものようにオヤジをいれておくのはやめておきます。

 

 

条例違反が怖いので(笑)

 

 

というのは冗談で、オヤジギャグを言うのが失礼に思えるほどの神々しい美貌ですね(*^^*)

 

 

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コメント (29件)

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  1. 第2セット5-1からのベリスのサービスキープという意味です。ブレイクされないで負けることはタイブレ以外ありえないですからねw

  2. 大村さん、スビトリーナ来週のクアラルンプールスキップしますかね。

    そうなると来週はベンチッチとチリコのアカプルコになりますけど、一応DAZNもアカプルコやってくれるみたいですね。

    • スビトリーナは、勝利者インタビューのときにインタビュアーが、
      「最低でも、来週は11位ですね」と言っていましたので、
      まあ、インターナショナルトーナメントに出る必要はないですよね。

      DAZNでチリコとベンチッチが観られるんですか。
      試合の結果はともかく、それだけで仕事が頑張れそうです(*^^*)

  3. そうそうここでケルバー情報ですが、今年はチャールストンスキップしますね。

    シュツットガルトからマドリード、ローマ、全仏という流れで今年は全仏どこまでいけるかですかね。それでも4回戦突破できるのかは正直5割ないと思っていますけどね。

    • ケルバーは少し長期的に見ないと駄目なのかな~と思っています。
      今は破竹の勢いのプリスコバも、シンシナティまではまあ普通でしたし。
      ケルバーは、昨年の全仏は1回戦負けですので、
      彼女がプレッシャーを感じるのは、当然準優勝したウィンブルドンだと思います。

      その前にある程度ポイントを稼いでおかないと、ウィンブルドン後にTOP5陥落もありますね。
      同様に、ムグルサも全仏後にTOP10陥落が濃厚と見ています。

  4. 大村さん、自分もウォズニアッキ戦を振り返るのですが、試合前自分の気持ちとしてはウォズニアッキはドバイと合わせて9試合目。しかも前日ボンダレンコとフルセットをやっているわけで、さしものウォズニアッキでもフィジカル的にベリスのほうがいいのではと思っていました。

    そして試合通しての印象ですが、お互いのバックハンドに差があったのではと思います。冷静に考えてみたら当たり前なんですけどね。

    そもそもウォズニアッキはフットワークとバックハンドでランキング1位になったわけで。フォアハンドはどう見積もってもトップ10レベルではないし、ネットプレイもからきしでしたよね。

    そしてウォズニアッキはベリスのバック側に弾道の違うボールを送り(どちらかというと跳ねるボールに)ミスをかなりさせられてたと思います。

    それに付け加えてまだベリスはウォズニアッキとバッククロスの打ち合いは厳しかったと言わざる得なかったですね。
    (錦織とガスケの試合ほどではないにしろ)

    第2セットはメンタルもボロボロにされてダブルブレイクされ勝負あったといったところでしょうか。それでもブレイクされて負けなかったところは今後につながるところですかね。

    • 僕はまず、ウォズニアッキがボンダレンコとフルセットになったことに驚きました。
      ボンダレンコというか、彼女のコーチ、懐かしいですね~。
      チリコを観に行ったときに、僕の隣で怖い顔していました(笑)

      ウォズニアッキは、中ロブが効いていましたね。
      ベリスには、あのボールがチャンスボールに見えたのかもしれませんが、
      あまりに深さがあるので、ベースラインプレイヤーのベリスが、
      あの深さのボールをウィナー狙いしてはいけませんが、
      かと言って、相手は「壁」ですから、延々とボールが返ってきますし。

      ただ、そこを我慢して、バックハンドのラリーでチャンスを待たないと、
      ウォズニアッキには勝てないわけで、
      コーチもそう言っていたんですが、
      まあ、ベリスはいい経験をしたのではないでしょうか。

      アメリカの実況ではベリスは17歳で、日本の実況では18歳になってますね。
      もっとも、日本の実況がCiCiを「チチ」と言ったときには苦笑しかありませんでしたが。
      あと、結局スタンフォード大学には進学しなかったようなことも言ってましたね。
      知りませんでした。

  5. 今ウォズニアッキ戦見終わりました。

    唐突ですが、全米終了後のベリスのランキング予想でもしたい気分になりました。

    正直ランキング30位台か20位台で迷っているんですけど30位台にしておきます。こっからは適当に37位にしておきましょうか。

    なにが言いたいのかというと、この予想が当たればベリスがJWO参戦してくる可能性が出てくるということですw
    ツアー優勝がなければ可能性は若干アップすると思います。

    • 全米後のベリスのランキングはわかりませんね~(笑)

      ウォズニアッキ戦では、ベリスがコーチのアドバイスを守れない「若さ」が出てしまいましたね。
      僕は、「ラドワンスカ戦で勝敗を分けたのはバックハンドのダウンザライン」とブログに書きましたが、
      それはあくまでも、ベースライン上でチャンスが来るまで待って
      フォアハンドウィナーが取れていたから、フォアハンドを警戒していたラドワンスカも面食らったわけで、
      しかし、ベリスは「昨日はこのテニスで勝てた」と過信してしまいましたね。

      この日のコーチのアドバイスも、「チャンスを待ってフォアハンド」だったのですが、
      ウィナーを急ぎすぎ、バックハンドに頼りすぎで、なんのためのオンコートコーチングなのか分からない状況でしたね。

      ベリスは、JWOはおろか、東レPPOすら出てくれるかまだわかりませんが、
      来日を期待したいですね(*^^*)

  6. 大村さん、まだケルバーが勝ったわけでもないのにこんなことを言うものなんですが、もし準決勝ケルバーとスビトリーナでケルバーが勝つようなことがあれば、さすがに自分もケルバー復活とみて間違いないと思います。

    • 今、ケルバーvsコニュを見ましたが、コニュはペテルブルグオープンのときの
      バックハンドが悪いプレーに戻っていましたね。
      ただ、あまりにコニュのミスが早くて、ケルバーの調子はわかりませんでしたが。

      スビトリーナは、100%の力を出せれば今のケルバーは勝てないと思います。
      ただ、スビトリーナが気の毒なのは、初戦はセンターコート最終試合の真夜中で、
      その10数時間後にデイ・セッションでマクヘールとの壮絶なラリーがあって、
      確かに3試合目のデイビス戦では少し休めましたが、
      休めたのはコニュが勝手に自滅してくれたケルバーも同じですので、
      フィジカル的にはケルバーが有利だと思います。

      すなわち、今のスビトリーナに勝てないようでは、ケルバーの復活は厳しいかと思います。
      なんとなく、戦前の予想通り、ウォズニアッキの優勝かなと思っています。

  7. 大村さん、JWOはチリコ目当てしかなくなってしまうのでしょうか。それともベンチッチが参戦してくれるんですかね。

    • 僕は、チリコが出るなら一人でも行きますよ(笑)
      そこにベンチッチが出てくれるようなら、天にも昇る気持ちです(*^^*)

  8. 自分はくどいですがまだ2017年のケルバーは2007年モレスモになっちゃう可能性を否定できないでいます。

    もう一度おさらいしておきます。

    WTAツアー優勝はするものの、GSベスト8を逃しトップ10陥落してしまうということです。

    • これは、今日のコニュ戦が楽しみですね(*^^*)
      確かにケルバーは、武漢、北京、香港、ツアーファイナルズ、ブリスベン国際、シドニー、全豪、ドーハと
      なんと8試合も優勝していません。
      今日の試合は今後のケルバーを占う試合になると思いますが、日本時間の午前2時はきついですね・・・。

  9. キャサリン・ベリスにとってこれから最大の戦いになるのはパワーとの戦いになるでしょうね。つまりキーズや大坂なおみ、一応ヴァンダウェイも。

    エナンもそれに苦しみましたし(それであの成績ですから)ハレプも言わずもがな。

    シャラポワの強さはやはりパワーを軸に全てまとまっているからでしょうね。まあそれを一周り以上スケールアップしたセレナがいるから仕方のないところがありますが。

    • 個人的には、ベリスに限った話ではないと思いますが、すべての選手に勝てなくてもいいと思っています。
      たとえば、ラドワンスカはセレナに0勝10負です。
      要するに、そうしたドローになったら、その大会は捨てるしかないですね。

      ベリスのプレースタイルでは、大坂なおみやキーズがくせ者ですが、
      ほかの選手にきっちりと勝っていれば、大阪やキーズが相性の悪い選手もいるでしょうし、
      彼女たちと対戦しないときに、きっちりと優勝を積み重ねていけばいいと思っています。

      ましてや、まだ17歳ですから、20歳までにあと10回くらいグランドスラムに出場できます。
      当然、GS優勝を狙ってもらいましょう!
      ベリス時代はそこまで来ています!

      ただ、こんなに強い選手がJWOに出場はなくなったと見て間違いないでしょうね。
      有明でぜひ見たいですね(*^^*)

      今日は、ベリス・ウォズニアッキ、スビトリーナ・デービス、コニュ・ケルバーと、
      これからテニス観戦モードに入ります。
      こんなすごい試合が1日で3試合もあるって、なかなかないですよね(*^^*)

      蛇足ですが、ケルバーに復調の兆しが見えますね!

  10. キャサリン・ベリスは今の時点でどこまでランキングを上げてしまうのでしょうか。トップ30?トップ20?

    今日のウォズニアッキ戦に勝利するようなことがあるともうトップ10は時間の問題だけのような気がします。

    ただ大村さんが懸念するようにブシャールやベンチッチみたくトップ10からのランキング急降下みたいなこともない話ではないですからね。

    • トップ選手になるのは時間の問題だと思いますが、
      彼女が本当に「シャラポワ」になれるかどうかは、
      3年後、5年後に試されるでしょうね。

      いずれにしても、CiCiは15歳のときから注目していますが、
      テニスに全力で取り組む限り応援したいと思います(*^^*)

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大村あつしプロフィール

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大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

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