3.私たちと同様に、AIも「医師」と「意志」を区別して会話をする 1.私たちは無意識に「なんとなく」会話をしている
今のようにマイクロソフトのワードが市場を寡占していなかった1990年代には、ワープロソフトの開発企業は漢字変換の精度の高さを盛んにアピールしていたそうです。
(厳密には、漢字変換をしているのはワープロソフトではなく、「IME」という漢字変換ソフトです)
当時は、「きしゃのきしゃがきしゃできしゃした」と入力すると、「貴社の記者が汽車で帰社した」と一発で漢字変換できることに多くの人が驚いたそうですが、これは単に漢字変換の優秀さをアピールするために「丸暗記」させていただけで、AIなどとは程遠い極めて原始的な技術です。
むしろ、こんなに凄い変換ができるのに、「汚職事件」を「お食事券」と誤変換してしまうことに失笑していた人のほうが多かったと聞きます。
みなさんも、時間のあるときにGoogleで「日本語の同音異義語」と検索してもらうとわかりますが、私たちは想像をはるかに超えた数の同音異義語を日常的に無意識に使用しています。
そして、それを聞いたときに正確に意味を理解しています。
「汚職事件」と「お食事券」のケースであれば、「警察が」という言葉から「汚職事件」と判断し、これが食堂の会話であれば「お食事券」と判断できます。
よく、「日本語は同音異義語が多い」と言われますが、確かにそれは事実です。
ただ、日本語の場合には、発音は同じでも漢字が(文字が)まったく異なるためにそれをより強く感じるだけで、同音異義語は英語にもたくさんあります。
有名なところでは、”run”でしょうか。
学校教育では私たちはまず「走る」と教わりますが、”run”には非常に多くの意味があります。
ただ、英語の場合には漢字がありませんので、意味が違っても表記はあくまでも”run”であるというだけの違いです。
いずれにしても、日本語でも英語でも、同音異義語を正しく判断できないと会話そのものが成立しません。
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