メチャ気になる Vol.47
昨日のことです。1年に1度行われるマンションの排水管清掃があり、部屋のなかに業者の方が入ってこられました。当然ながら超チキンのミューナは隠れています。作業が終わった頃を見計らって、もそもそと出てきました。そして業者の人が作業した箇所の匂いを、念入りにチェックしています。
その的確な場所の把握を見ていると、犬には及ばないにしても、猫だってそこそこ鋭い嗅覚を持っているのがわかります。でも警察犬はいますが、「警察猫」というのは聞いたことがありません。そんなことを考えている時、面白い記事を見つけました。
「なんで警察猫はいないの?」少女から届いた手紙、それに対し警察署が取った対応とは
私と同じことを考えた少女がイギリスにいました。イライザという名前です。どうして警察猫がいないか疑問に思いました。犬に比べて能力が劣るからだろうか、とも思いましたが、そうでないと彼女は思い直します。
「そんなのおかしいわ。だって私の愛猫、ミトンズはとっても優秀だもの。道はちゃんと覚えられるし、とてもよく聞こえる耳で危険をすぐに察知する。木登りだって大の得意で、だから高い所にいる人も助けることが出来るはず! なのにどうして?」
大人の私も同じ疑問を持ちましたが、すぐにその理由を想像できます。犬のように集団生活を好まない猫は、誰かに強制されて何かをすることを嫌がります。自分のやりたいこと、やるべきこと、それしか頭にありません。だから警察猫として訓練することが困難なのですよね。
でもイライザは納得しません。そこで母親が言いました。警察の人に聞いてみたら? と。
子供は素直ですよね。母親の言うとおりダラス警察署に手紙を書きました。でも忙しい警察だから、返事など来ないだろうと母親は思っていました。ところがちゃんと返事がきました。それもとても丁寧な署長の直筆の手紙で、自分が飼っている猫のイラストも描かれています。
「親愛なる イライザちゃんへ
警察犬だけじゃなく警察猫も採用すべきって提案、ほんとにありがとう。すぐにこのことを、警察犬を管理している上司に話して、今はこの素晴らしいアイデアについて考えているところです。僕もイライザちゃんのように猫が大好きです。あまり上手くはないけど、僕が飼ってる猫の「ジョーイ」を描いてみました。
マイク・バートンより」
なんて素敵な署長さんでしょう! あまりに心和む記事なので、取り上げてみました。そしてその返事は冗談でも社交辞令でもなく、ダラス警察では「警察猫」の採用を真剣に検討しているそうです。
可愛いイライザと愛猫のミトンズの写真を見たい方は、上記のリンクで見ることができますよ。
この記事に書かれていましたが、過去のロシアで「警察猫」が実際にいたそうです。密輸で押収されたチョウザメを食べて育ったその猫は、カスピ海の検問所でキャビア探知専門の「警察猫」として活躍したそうです。自分が好きなものを見つける天才ですから、猫にピッタリの仕事ですね。
地震で悲惨なニュースが続いている時期ですから、あえて心が温まる話題を取り上げてみました。
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