大村あつしオフィシャルブログ

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　さて、成功を掴もうとチャレンジを始めると、このおやじさんではありませんが、どうしてもサービス過剰になってしまいがちです。みんなから好かれたい。困ったときには助けてもらいたい。味方は一人でも多いほうがいい。こんな意識が働くからでしょうか。

　しかし、「過剰なサービス」は決して長続きはしません。そして、やがては時間、財力、体力、精神力が奪われていきます。

　そもそも、サービスしなければ応援してくれないような人は、「ここぞ」というときにも応援はしてくれません。本当の支援者というのは、最初に見返りを求めたりはしないからです。損得抜きで、「まず自分が相手に与える」ことを考える人こそが、「成功とは何か」を知っている、私たちにとってかけがいのない恩人となる人なのです。

　実際、みなさんも、心の底から応援している人に対して、「サービスしなければ協力しない」とは言わないと思います。

　みんなから慕われたい。そんな思いから、必要以上に「いい人」を演じると、必ずそのひずみが来ます。そして、そのひずみに耐え切れなくなって等身大の自分をさらけ出すと、突然周りの人は去っていきます。それまでに施した親切は瞬時に忘却の彼方。悪いことなど何もしていないのに、突然、悪人呼ばわり。こんなに損な話はありません。

　普段温厚な人が怒ると、「ほら、性根は短期なんだよ」と言われてしまいます。その逆も真なりで、普段怒ってばかりいる人がちょっと優しくすると、「あの人、性根は温厚なんじゃない？」となったりするわけです。

　まったく持って、人間関係とは難しいものですね。だからこそ、普段から背伸びをしない、等身大の自分でいいのではないでしょうか。

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