断捨離度の自己診断法
月曜日といえば、BS朝日で「ウチ、“断捨離”しました!」という番組の放送日。やましたひでこさんという断捨離の提唱者が、片づけられなくて困った人にアドバイスして断捨離を成功させるという内容。
妻は毎週この番組を楽しみにしていて、ボクも用事をしながらチラチラと見ている。いつも凄まじく散らかった家が出てきて、短気なボクなんかは断捨離をするより家ごとブルドーザーで撤去したくなるwww
そんなボクも、実は10代から20代は片付けられない人間だった、つまり本質としてぐうたら人間だということ。そんなボクが断捨離どころかミニマリストだと自称できるようになったのは妻のおかげ。来年になると結婚して25年になるけれど、その結婚期間を通じて妻を見習いながら片付けの極意を身につけてきた。
といってもその方法はとてもシンプル。物を買ったら捨てる。まずこれが基本。物というのは放置すれば増えるばかり。意図的に減らすためには、何かを購入する際に、それと同等の物を捨てるということが必要。
次に意識するべきことは、後回しにしないということ。夕食の片付けでも、お腹がいっぱいになったあとにテレビの前に転がるのはダメ。落ち着くのは食器を片付けてから。それはまず自分がぐうたらだと自覚することから始まる。その自覚があるからこそ、休むのは片付けてからという習慣が必須になる。
簡単に書いたけれど、これができなくて困っている人が多いと思う。まぁこればかりはやるしかない。そこに至る精神論は長くなるので置いておくけれど、暮らしている部屋の状況は、自分の心と同じだということだけは知っておくべき。
部屋がとっ散らかっているのは、心がとっ散らかっているから。それでいいと思うなら、そのままでいい。嫌だと思うなら、勇気を持って断捨離を決行しよう。そうすれば必然的に心もスッキリとしてくるはず。
そしてある程度の断捨離、あるいはミニマリストとしての自覚が芽生えつつあると感じられるようになったら、その度合いを計測する自己診断法を紹介しておこう。ちょっとした思考ゲームのような感覚で試してみるといいかも。
まず段ボールが好きなだけあると想像してもらう。その状態でいまからすぐ引っ越しするとしたら、どれくらいで準備できる?
思考ゲームの条件として、大型の電化製品や家具は除外してもいい。それ以外の物を段ボールに詰めて部屋の外に持ち出すのにどれだけの時間が必要?
我が家の場合だと、妻と手分けすれば余裕で2時間はかからない。段取りよく作業すれば1時間で大丈夫だと思う。それだけあれば食器も服も日用品もすべて運び出せると、自信を持って宣言できる。
この思考ゲームで何がわかるかというと、自分が所有している物をどれだけ把握しているかといこと。その数や種類を完璧に把握していたら、どれほどの段ボールが必要で、どの程度の時間がかかるかはすぐに割り出せる。
でも断捨離しているつもりでも、自分の靴下や下着の数、あるいは食器の個数まですぐに口にできないとしたら、引っ越しの用意にはかなりの時間が必要になる。つまり、断捨離に関してはまだまだ改善の余地があるということ。
ちなみに我が家では、夕食のメニューをうっかり一品増やしただけで、食器のすべてがテーブルに並ぶことがある。だけどそこに並んだ食器を見たら、ほとんどの人がその少なさに苦笑すると思う。我が家の実態を知って平然としていられる人は、かなりのレベルの高いミニマリストだろうなぁwww
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