自然
JRの代々木駅から小田急線の参宮橋駅までの間に、数カ所、文人の足跡をあらわす碑があることを知りました。
ぐるりと、ぶらりと歩いて小一時間。
小説「蒲団」の作者、田山花袋の終焉の地、唱歌「春の小川」や「もみじ」などの作詞者、高野辰之の住居跡(現在も子孫の方がお住まいです)、日本画家、菱山春草の終焉の地、と3カ所を巡りました。
代々木公園や明治神宮にその名残があるように、昭和の初めまで、あの辺りは自然豊かなところだったとか…だからこそ芸術家達が居を構えたとも言われています。
戦後はアメリカ軍の居住地「ワシントン・ハイツ」が代々木の駐屯地に作られ、そして東京オリンピックには選手村になり…時は流れて現在に至ります。
街のところどころに残る、ちょっと立派な木々。代々木の地名はかつて現在の明治神宮あたりに構えられていた井伊家の屋敷のもみの老大木とされていますが、周囲にも木立が続いていた、その面影を残しているのでしょう。
都心でプチほっこり、おすすめスポットです。パン屋も、3軒は行けますよ
渋谷の駅近くに「春の小川」が 流れていると
聞いたことがあります。
そうか、作詞者が代々木に住んでいたのか
普段は 何気に窓外を通過するだけの景色ですが
歩いてみると色々発見するところがあるようです
河骨川(こうほねがわ)という川が流れており、
その光景にインスピレーションを得て書かれた
のだそうです。
朧月夜の菜の花畑もこの辺りの景色だとか…
歩いてみると、発見がありますね。