日比野菜緒 vs ガルビネ・ムグルサ(ベンチッチを気絶するまで応援するブログ35)
ムグルサ・スマイルが戻ってきました!
カタール・オープン、シード選手のムグルサにとっては初戦ですが、2回戦で対戦した日比野菜緒に快勝です。
本人も手ごたえがあったのか、試合後の恒例のカメラへのサインは
ただ、安心するにはまだ早いです。
日比野菜緒との対戦では、ムグルサの最大の武器であり、しかし、今年はそれが決まらずに苦しんでいる、フォアハンドの強烈なアングルショットは完全に封印しました。
試合開始の3ゲーム目で、ムグルサは、「アングルショットを打つまでもなく勝てる」と確信しましたね。
あとは、センターセオリーで、とにかくセンターに徹底的にボールを集めました。
もっとも、こんな戦い方ではTOP選手には勝てないのですが、なにせ、ムグルサのボールは速くて重いです。
日比野菜緒は、ラリーにすら持ち込めず、リターンをネットにかけてしまって、終わってみれば6-2、6-0で、わずか1時間でムグルサの勝利。
それでも勝ちは勝ちなので、久しぶりにムグルサ・スマイルが見れて嬉しかったです。
女子テニスの中で、笑顔が一番チャーミングなのは、間違いなくムグルサなので。
先週のドバイ・オープンでは、アングルショットが決まらずにベンチで泣いているムグルサを見たばかりだったので、このスマイルは格別でした。
今回、ムグルサは対戦相手に恵まれており、このまま勝ち進む予感がしますが、いずれ、センター・セオリーの単調なショットでは勝てない相手とぶつかります。
彼女の最大の武器、アングルショットがどこまで戻ってきているかですね。
ムグルサは、現在の保有ポイントの大半は、昨年のウィンブルドン準優勝と、シーズン最後の、武漢オープン、北京オープン、そして決勝トーナメントまで駒を進めたツアーファイナルズで獲得したものなので、当分は失うポイントがあまりありません。
逆を言えば、今勝てば勝つほど、ごっそりとポイントが入ってきて、絶不調のシモナ・ハレプを抜くことも可能です。
まあ、ボクはベリンダ・ベンチッチの不調っぷりに絶望の日々ですが、だからこそ、その分ムグルサには頑張って欲しいですね。
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