カサキナ、2回戦進出!(ベンチッチを気絶するまで応援するブログ59)
最近のマイ・ブームはルイザ・チリコですが、今年を通してのマイ・ブームは、ダントツ、ダリア・カサキナです。
ブログでずっと、「今年のTOP20は確実」と書き続けてきましたが、現在33位と、あと一歩のところまで来ています。
そのカサキナですが、もちろん彼女より強い選手はまだまだいますが、そもそも、彼女のランキングが33位というのがおかしな話で、TOP10に入ってもおかしくない実力をすでに持っています。
そのカサキナが、「今の実力では勝てない選手」を3人挙げるとしたら、セレナ・ウィリアムズ、ビクトリア・アザレンカ(このあたりは誰もが納得だと思います)、そして、もう1人が、実は世界ランク20位のカロリーナ・プリスコバです。
インディアン・ウェールズかマイアミ・オープンか忘れてしまいましたが、カサキナはプリスコバの180Kmの高速サーブに手も足も出ずに惨敗しました。
再三書いているとおり、カサキナの最大の課題はサーブですが、ほかに課題を挙げるとしたら、「高速サーブへの反応」ですね。
フットワークやストロークは、もはやシモナ・ハレプと双璧です。
そして、昨日から開催したローマ・オープン。
カサキナのドロー運は最悪でした。
なんと、1回戦が、そのカロリーナ・プリスコバだったのです。
しかし、今回はクレーコート。
もしかしたら、カサキナも180Kmのサーブに反応するのではと期待して観ていたのですが、案の定、見事にリターンしていました。
途中から、ラリーでは勝てないと確信したプリスコバがネットプレーに出ましたが、それをあざ笑うかのようなパッシングショットやロブ。
6-4、6-4で見事に勝利しましたが、スコア以上の楽勝でした。
もっとも、3回戦ではアザレンカ、準決勝ではセレナと、最悪の山に入ってしまっているので、決勝進出は簡単なことではありませんが、同い年のベリンダ・ベンチッチが、昨年のトロント・オープンで、元世界ランク1位のキャロライン・ウォズニアッキとアナ・イバノビッチを倒し、準決勝でセレナを倒し、決勝でハレプを破っています。
それを考えると、今のカサキナなら優勝も不可能ではありません。
いずれにしても、今年の全仏オープンは、カサキナとチリコを応援することになりそうです。
ちなみに、今大会1回戦では、これまたボクの大好きな18歳のオスタペンコと、クリスティーナ・ムラデノビッチが対戦しますが、恐らく配信しないと思います。
オスタペンコも、プレミア5のカタール・オープンで準優勝していますので、番狂わせを演じて、3回戦でガルビネ・ムグルサを破って欲しいですね(*^^*)
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マイアミオープンのカサキナハレプ戦はどう見てましたか? 記事がなかったので。あと女子の場合調子がその日になって見ないとわからないプレイヤーが多いのでカサキナに限らずチャンスはあると思います。
あの日に限れば、ハレプが明らかに格上でしたね。
コーチが、カサキナにアドバイスするときに、"What do you think?" と真っ先に尋ねたシーンが印象的でした。
要するに、「上には上がいるんだ。お前は、どうしたらハレプのような選手になれると思う?」という問いかけをコーチがしたときに、「あー、このコーチなら、カサキナはもっともっと強くなる」と確信しました。
ただ、ハレプは昨年ほどの安定感はないように思います。
これは、ムグルサ、クビトバも同様ですが。
現在のRising Starで、一番取りこぼしが少ないのがカサキナだと思っています。
昨日は、プイグ、オスタペンコ、ブシャール戦を楽しみましたが、ブログに書く時間がありませんでした。
ちなみに、3人とも予想通り勝ちました(*^^*)