[gtranslate]

FX、2014年予想(ずばり、円安、豪ドル安!)-その2

さて、では今年のFXの僕の予想です。

 

ずばり、円安、豪ドル安と予想します。

 

 

まず、円安の話からします。

 

ご存じのとおり、今年からアメリカはテーパリング(金融緩和縮小)を開始します。

 

金融緩和をやめてしまうわけではなく、月850億ドルの緩和を750億に縮小するところからのスタートです。

 

ということは、今後も金融緩和は続くわけですが、マーケットの関心は、このテーパリングがどうなっていくのか、さらなる縮小があるのかだと思います。

 

いずれにしても、アメリカの金融政策は下山を始めました。

 

今後、徐々に蛇口を締めていく以上、ドルの価値は上がっていく、すなわちドル高になると考えています。

 

 

一方の日本は、「マネタリーベースで2倍の異次元金融緩和」の真っ最中です。

 

今後も、輪転機を回して日本円を刷りまくります。

 

このお金が、僕のような庶民の財布に入ればいいのですが、そうは問屋が卸さないと僕は考えています。

 

だぶついた日本円はマーケットに流れ、円安を誘導するでしょう。

 

 

すなわち、一言で言ってしまえば、今年はドル円を買いまくっていれば勝てる1年だということです。

 

ドル円は、昨年は20円の暴騰を演じましたが、今年は控えめに見積もってもその半分。

 

すなわち、115円は確実視しています。

 

120円も十分にありえますが、これは2007年当時の最高値ですので、オーバーシュートで、落ち着きどころはやはり115円前後ではないでしょうか。

 

 

もっとも、当然ですが、一直線に上がるわけではありません。

 

昨年の空前の円安でも、ドル円は5月から10円の下落がありました。

 

104円から94円にまで下がり、その後、じわりじわりと上げたものの、今度は約3ヵ月、三角持合いが続き、11月になってやっと円安軌道に回帰しました。

 

今年も、どこかで5円程度の下落は考えておいた方がいいと思いますが、僕は、そのカギを握るのは、ずばりダウだと思っています。

 

というか、今年のマーケットは、FXにしろ株にしろコモディティにしろ、ダウ抜きでは語れません。

 

 

ダウは、リーマンショックの下落後、アメリカの金融緩和(QE1)のおかげで、だぶついたドルがダウに流れ、約5年間上昇を続け、昨年は史上最高値を何度も記録しました。

 

これは、みなさまも、ニュースで耳にたこができたでしょう。

 

それ以上に、同様の状況下で金融緩和に踏み切らず、空前の株安、円高を招いた前日銀総裁の白川氏の無能ぶりには開いた口がふさがりません。

 

全世界で、日本の一人負けの状況だったわけです。

 

 

しかし、そのダウが、いよいよバブルの様相を呈してきました。

 

18,000ドルともなってくると、投資家もいよいよ、暴落を警戒し、得てしてこうした不安は現実のものとなります。

 

個人的には、2~6月にダウの暴落があっても不思議はないと思っています。

 

そして、ダウの暴落は世界的な株安を誘発します。

 

昨年は、大国日本とドイツの株が好調でしたが、この2ヵ国への影響が一番懸念されます。

 

今年は、株は難しい一年になりそうですね(僕は株はやりませんが)。

 

 

円というのは不思議な通貨です。

 

株高になると円安になり、株安になると円高になります。

 

完全な逆相関の関係にあり、これが、ダウと素直に連動しているドルとの大きな違いです。

 

しかし、昨年の11月くらいから、株と円の逆相関の関係は崩れてきています。

 

厳密には、連動性が低下しています。

 

そうは言っても、株が暴落したら円高に振れるでしょうが(今年、5円ほど円高に振れるのはこの時期だと考えています)、ドル円が大暴落して、また80円台に戻ってしまうということはあり得ないでしょう。

 

そういう意味では、やはり今年はFXは勝ちやすい1年になると予想します。

 

 

最後に、オーストラリアに触れておきます。

 

オーストラリアは、RBA総裁のスティーブンス氏が、「豪ドルは85セントが適切水準」と、なんとこの業界ではご法度と言われている、具体的な数値を挙げてまで豪ドル安に誘導しています。

 

さらに、「直接的な市場介入は行わないが、適切水準のためなら、さらなる利下げの可能性も排除しない」と明言しています。

 

要するに、FX的に言うと、AUDUSDを0.85にするために利下げをして、豪ドルの魅力をそいで、豪ドル安にするぞ、と脅しをかけているわけです。

 

 

まあ、具体的な数値を示してのこれだけの決意表明をされたら、当然にして豪ドルは安くなるでしょう。

 

個人的には、適切水準の0.85も割り込んで、0.8割れもあると思っています。

 

それくらいオーストラリアは景気が悪く、また、頼みの綱の中国の成長の鈍化も著しいので。

 

もっともそうなれば、オーストラリアは、国策そのものを変更し、資源大国から豪ドル安を武器に観光大国を目指すでしょう。

 

 

ということで、今年は豪ドルを売りまくっていれば、かなりの高い確率で儲かる一年になると予想します。

 

 

僕は、ドル円を買いまくって、AUDUSDを売りまくります。

 

1年後にこのブログを見て、もし僕の予想通りになっていたら、「大村、小銭を稼いだな」と思ってください(笑)

 

逆に僕の予想が外れたら、「ざまあみろ。大村、大損したよ」と思っていただいて結構です(^-^;

 

 

さて、市況はいかに?

  

 

 

再生回数、16万回突破! 『エブリ リトル シング』第一話、「クワガタと少年」

 

 

 

 

 

『Excel VBAの神様 ~ボクの人生を変えてくれた人~』

『もしドラ』作者の岩崎夏海さん推薦の、7割が感涙したVBAの本、そしてビジネス系自己啓発小説です。

 

vba_god_diamond → Amazonへ

 

第1章 真二、夜の公園でマクロとVBAをはじめて知る
第2章 真二、知らない間にマクロを記録してしまう
第3章 真二、おそるおそるマクロを実行してみる
第4章 真二、メッセージを表示して感動する
第5章 真二、オブジェクトとメソッドが使えるようになる
第6章 真二、プロパティを覚えてドヤ顔になる
第7章 真二、算術演算子と関数をらくらく使いこなす
第8章 真二、意外とあっさりコレクションを理解する
第9章 真二、変数に腰を抜かす
第10章 真二、条件分岐と繰り返しでVBAのすごさを知る
第11章 真二、みんなの前で見積入力システムを披露する

 

期間限定、スマホ対応、第1章の立ち読みは→ こちら

 

 

 

honkaku → Amazonへ

Diamondo Blog イチオシ芸能ニュースもっと見る

ピックアップブロガーもっと見る


インタビュー特集もっと見る

 

大村あつしプロフィール

プロフィール画像

大村あつし

1996年8月にエーアイ出版より『Excel95で作るVBAアプリケーション〜 VBAで作る販売管理システム〜』でITライターとしてデビューしたが、2007年6月にゴマブックスより出版された『エブリ リトル シング〜人生を変える6つの物語〜』で小説家に転身。まだ、IT書籍の執筆は一部、続けているが、現在の活動は小説が中心となっている。

プロフィール詳細 »

読者になる

このブログの更新情報が届きます。

無料で読めるweb小説

小説を読む
ブログモバイル版

携帯ではこちらのQRコードより ご確認ください

http://www.diamondblog.jp
/official/omura/

大村あつし最近の記事

大村あつし

大村あつしアーカイブス

大村あつしカレンダー

2014年1月
« 12月   2月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031