オスタペンコ、2回戦進出!(ベンチッチとカサキナを気絶するまで応援するブログ84)
バーミンガム・オープン。
エレナ・オスタペンコ、予想通り2回戦に進出しましたが、なんとも後味の悪いゲームでした。
オスタペンコは、弾道の低い、120Kmのフラットボールが持ち味なので、グラスコートが彼女には一番合っていると思っていたので、ひそかにこの大会でどこまで勝ち進むか楽しみにしていたのですが、世界ランク23位のバブリチェンコワ相手に楽勝。
どれくらい楽勝かは、2ndセット、3-0でオスタペンコがリードしたときのバブリチェンコワのコーチのアドバイスが物語っています。
“It doesn’t matter. You’ve got nothing to lose any more”
「たいしたことじゃない。もうこれ以上失うものはない」
・・・。
まったくアドバイスになっていません(笑)
しかし、それもしかたありません。
その時点で、バブリチェンコワができることは1つも残されていませんでした。
フォアハンドで打ち合えばオスタペンコのスピードに負ける。
バックハンドに打てば、すかさずオスタペンコがダウンザライン。
ドロップショットも拾われる。
パブリチェンコワもベンチで茫然自失の状態でしたが、「後味が悪い」というのは、1stセットでタイブレークまでもつれましたが、これは誤審が原因です。
オスタペンコが思わずラリーを止めるほどボールがアウトしているのに、ことごとくインの判定をされて、オスタペンコは試合中にずっと審判を睨んでいました。
もしかしたら、棄権するのではと思ったほどです。
しかし、1stセットを取り切り、誤審がなくなったら、もはやオスタペンコ劇場。
見ていてとても痛快でしたが、最後の最後で、また不快な気持ちにさせられました。
なんと、パブリチェンコワが握手を拒否( ;∀;)
負けたときの態度の悪さで有名なカミラ・ジョルジでさえ、一応握手らしきことはします(厳密には、相手の手に触れてるだけで握手にはなっておらず、当然相手を称えることもありませんが)
まあ、パブリチェンコワのことは忘れて、それより今後が楽しみになってきました(*^^*)
芝の女王、ペトラ・クビトバが1回戦でルーシー・サファロバに負けなければ、2回戦はクビトバ対オスタペンコです。
2月のドーハ・オープンでは、あのクビトバがオスタペンコにボコボコのサンドバッグ状態で負けています。
その結果、勢いのついたオスタペンコは決勝まで進出して、一部のテニスファンの注目を集める存在になりました。
クビトバが女王の意地を見せるか。
オスタペンコが快進撃を見せるか。
これは楽しみな1戦ですね(*^^*)
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