キャサリン・ベリスの涙、オスタペンコを撃破!(カサキナを気絶するまで応援するブログ99)
久しぶりに、とても気持ち良くブログが書けます(*^^*)
数年後には女子テニス界でNo.1アイドルになっていることが確実な、ルイザ・チリコに匹敵する美少女、17歳のキャサリン・cici・ベリスが、ボクが大好きな19歳のエレナ・オスタペンコとスタンフォード・オープンで対戦しました。
はっきり言って、ウィンブルドンの決勝戦より魅力的なカードです。
結果から言うと、世界ランク203位のキャサリン・ベリスが、6-4、6-4で37位のオスタペンコを破る大金星!
確かに、オスタペンコの調子が悪かったのですが、それは後述するとして、なによりも驚いたのは、キャサリン・ベリスのテニスが、以前とはまったく違っていたことです。
マイアミ・オープンでモニカ・プイグと対戦したときには、ループ気味のスピンボールばかりで、「このテニスでは、クレーコートしか通用しないな」と思ったのですが、オスタペンコは弾道の低いフラットボールでガンガン攻めてくる選手です。
しかも、オスタペンコはボールを左右に散らす器用さも持っているので、ベースラインから下がったらまずオスタペンコには勝てません(ボールに角度が付いているので、追いかけてもオスタペンコのボールに触れないからです)
そして、cici・ベリスは、マイアミ・オープンのときとは一転、ベースラインから下がらずに、オスタペンコのフラットボールをライジングショットで処理していました。
「cici・ベリスって、こんなプレーもできるのか!」と驚きました。
また、現在、学業を優先しながらもアメリカ国内の下部組織の大会でシングルスだけでなくダブルスにも力を入れているので、ネットプレーは相変わらず上手でした。
とは言っても、やはり自力ではオスタペンコが勝っていますが、彼女の不調を象徴するシーンが2回ありました。
まず、1stセットでオスタペンコが4-3とリードしていたのですが、オスタペンコが自分が打ったボールがベースラインからオーバーしているとアウトになったときに、チャレンジを要求しました。
もう、ボール5個分のとんでもないアウトなのですが、アウトなのは打ったオスタペンコが一番わかっています。
すなわち、オスタペンコは、自分のボールがどれくらいアウトしているのか、言い換えれば、自分のフィーリングがどれくらいずれているのか確認したかったと考えて間違いはないでしょう。
そして、予想以上にアウトしているのを確認してオスタペンコが首をひねった直後、キャサリン・ベリスは恐らく、「オスタペンコは迷っている。今だ!」と思ったのでしょう。
そこから、一気に3ゲーム連取で1stセットを6-4で取りました。
それよりも圧巻は2ndセットです。
調子を戻してきたオスタペンコが4-1とリードしていたのですが、突然サーブが入らなくなり(最終的にオスタペンコのダブルフォルトは9本か10本)、再びとんでもないアウトのボールをチャレンジ。
このチャレンジでは、ボール7、8個くらいアウトしていましたね。
そして、オスタペンコが再び首をひねったのがcici・ベリスの反撃ののろしでした。
cici・ベリスは一気にたたみ掛けて、なんと5ゲーム連取で6-4で勝ちました。
そして待っていたのは、まさかの涙のインタビューでした。
こう言ってはなんですが、まだ1回戦です。
まだ、泣くには早いだろうと思ったら、cici・ベリスが嗚咽しながらこう答えました。
“I didn’t even know if I was going to play tonight because yesterday I got hit with an overhead in the eye. I was crying so hard and wasn’t even able to see.”
「今日は、プレイできるかどうかさえわからなかった。
なぜなら、昨日、スマッシュが目に当たり、私は大泣きして、見ることすらできなかったから」
なぜ、cici・ベリスが前日、目が見えなかったのか。
目が痛くて見えなかったのか、泣きすぎて見えなかったのかはわかりませんでしたが、彼女のインタビューに思わずもらい泣きしてしまいました。
そして、目が見えなかった理由を知りたかったのですが、インタビューの途中で配信が終わってしまいました。
早く、cici・ベリスには、学校を卒業して、テニスに専念してほしいですね(*^^*)
あまりに嬉しいので、ボクの大好きなcici・ベリスの写真を貼っておきます。
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