ヤバい、ハマる!
午前中は晴れ間が見えていた神戸ですが、夕方にはすっかり雨模様です。でも昨日の暖かさは続いていますので、菜種梅雨というような雨ですね。今日は彼岸の入りです。来週に寒の戻りがあるようですが、これからは暖かくなる一方でしょう。
昨日の散歩中に見つけた花です。駅までの道を歩いているだけで、かなりの種類の花と出会うようになりました。
今日は引きこもりでしたが、先日の日曜日に録画した大河ドラマを見ただけで、午前中にブログの連載小説を書き、読書をして、さらにもうひとつの作品を書いていました。同時にいろいろな物語が頭に混在しています。切り替えをスムーズにしないと、ゴチャゴチャになりそうですね。
さて先ほど読了した本の紹介です。ベストセラーなので何をいまさらと思う方が多いかと思います。でも、ヤバい、ハマります!
『プラチナデータ』東野圭吾 著という本です。
書店の文芸書のコーナーに行くと、東野さんの名前を見ないことはありません。本が売れない今の時代、そんなことも気にしないほどのベストセラー作家だということは知っています。でも私はへそ曲がりでして、なかなか本を手にする気持ちになりませんでした。
でも昨年から手当たり次第に本を読むことにしています。平均して1日1冊というペースを維持しています。手元に本がなくても、電子書籍等を含めて同じ分量の読書量を維持しています。そこでいよいよ東野さんの作品に突入しました。この作品は映画化されたことで知っていましたので、最初の本として選ばせていただきました。
とここまで偉そうに書いていますが、完全に脱帽です。読み始めてその作品の面白さに圧倒されました。予想できる部分もあるのですが、なかなか事件の核心が見えてこない。けれども気になってやめられない。そうしてページを繰っているうちに、完全にこの物語の虜になっていました。アハハ、見事にやられちゃいました。
天才科学者が発明したDNA検索システムで、検挙率100パーセント、冤罪率0パーセントが確実となります。ところがどうしても犯人を割り出せないNF13という事例が発生します。そのシステムで検知されない犯人は、警察をあざ笑うかのように犯行を繰り返します。しかしその犯人を割り出そうとする過程で、システムの開発者であるはずの神楽龍平が容疑者として浮かび上がります。
身に覚えのない神楽は逃亡を図ります。そして神楽を追う刑事の浅間玲司。DNA検索システムに反感を持つ浅間は、神楽が無実であると信じつつも彼を捕らえようとします。その過程で浮かび上がったきたのが「プラチナデータ」です。それはDNA検索システムに組み込まれている、権力者たちにより画策された陰謀でした。こうして概略を書いているだけでも楽しくなるストーリーですね。
これは映画を観なくてはいけませんね。神楽の役は嵐の二宮和也さん。浅野の役は豊川悦司さん。なかなかいいキャストです。近いうちにTSUTAYAによってDVDを借りてこようと思っています。原作との違いを観るのが楽しみです。
東野さんの著作はかなりの数になります。でも図書館を利用して、読める限りの作品を読破することに決めました。徹底的に追いかけてみましょう。さっそく明日は図書館に直行です。売れている本というのは、それなりの理由がありますね。もうひとり気になっているのが宮部みゆきさん。東野さんを追いかけつつ、宮部さんもターゲットに設定したいと思っています。しっかりインプットして、それをアウトプットできるように全力で楽しみたいと思っています!
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