高羽そら｜たかはそら（作家、小説家）オフィシャルブログ

今日は朝から雲ひとつない天気が続いていました。買い物に出ない日なので、普段なら引きこもりです。午前中はブログを書いたあと、『古都の炎舞』のブログを全てワードファイルにコピーしました。これでいつでも作業ができます。

午後からはそのファイルを通読する予定でしたが、あまりに素晴らしい晴天。ということで急きょ、妻と散歩に出かけました。目指す場所は隣町の神戸市東灘区にある岡本の梅園です。

岡本というのは高級住宅地で有名な場所でして、目を見張るような邸宅が並んでいます。このあたりは昭和の初めまでは規模の大きな梅園として有名でした。ところが昭和13年の阪神大水害の土砂災害で多くの梅の木が被害を受けました。それでもその一部が残された岡本公園には、毎年大勢の人が梅を楽しみにして訪れています。



 

午後は少し雲が多くなりましたが、梅は9分咲きくらい。ちょうど見頃で、次から次に人がやってきます。



 

梅の素敵な香りと可憐な花びらの美しさに圧倒されます。



 

梅の木にはその品種の名札がついています。この「思いのまま」って、素敵な名前ですね。



 

梅園は坂の上にありますので、神戸の街を見渡せる絶景です。



 

これらの写真以外にも、たくさんの写真を撮影しました。ブログにアップしたのはほんの一部です。思い切って出かけてよかったと思っています。

なぜ急に今日は出かけようと思ったか？

詳細は話せませんが、とても素晴らしい夢を見たからです。そしてその夢で会った人物に、今日は出かけるから準備するように言われていました。ですから今日はいいことがあるに違いないと思っていましたが、この美しい梅を見ることができただけで感激です。でも幸運はそれだけではありませんでした。

阪急岡本駅のすぐ近くに、フロイン堂という老舗のパン屋さんがあります。そこの食パンは有名でして、予約しないと買えないと聞いていました。レンガで造られた釜で、クヌギの薪で焼かれる食パンです。ミキサー等を一切使用しないで、全てご主人が手作りで生地を混ぜ合わせます。

食パンは諦めていましたが、せっかく岡本まで来たので、他のパンを買って帰るつもりで初めてこの店に寄りました。時間は午後２時５分頃。何人かの人が並んでいます。表の看板を確認すると、驚いたことに午後２時にその日の食パンが焼きあがるとのこと。

店内に一歩入ると香ばしいパンの香りで、感動のあまり気絶しそうでした。目の前のカウンターには沢山の食パンが並んでいます。これなら余裕だと思い、列の最後尾に並んで半分の食パンを購入しました。その直後……。

店員の女性が「食パン売り切れ」の札を店の前に下げました。カウンターに置いてあったのは、全て予約の食パンだったのですね。



 

これがそのパン屋さんの写真です。少し見にくいですが、中央に「食パン売り切れ」の札がかかっています。まさに危機一髪で食パンを買うことができました。全く何も考えずにフラっと寄ったのに、奇跡的に購入できたのです。奇跡の食パンですね。自宅に戻って感動のご対面です。



 

キャ〜、めちゃ美味しそう！さっそく明日の朝食にガッツリと食べたいと思います。夢のお告げを信じてよかったです。今日は動かないのに、動くことに意味がある。ということで、帰り道にグリーンジャンボ宝くじを買いました。ウフフ、今日は完璧な１日です。こりゃ当たるぞ〜〜〜！

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