コニュ、大金星!ラドワンスカを撃破!(全米オープン観戦記21・女子テニス157)
こちら のブログでご紹介したアナ・コニュが・・・
アグネスツカ・ラドワンスカを下す大金星です!
1ポイントごとに実況と解説がありましたので、その中で触れられていない点を2つだけ。
1つは、これまでダブルフォルトが多かったアナ・コニュですが、ボクの勘違いでなければ、この試合では1本もダブルフォルトがなかったはずです。
確実にこれはアナ・コニュの勝因ですね。
もう1つは、2ndセットは、アナ・コニュは自分のリターンゲームで先にラドワンスカに2点取られたら(0-30か15-30ということです)、そのリターンゲームは無理をしていないように見えました。
その分、気持ちを自分のサービスゲームにフォーカスし、だからこそアナ・コニュはあれだけの素晴らしいサービスゲームができたのだと思います。
実際に、サービスゲームを落としたのは、試合開始早々の緊張しまくっていた最初のサービスゲームだけですので。
また、2ndセットでコニュがリターンゲームで2点取れたのは2回しかなく、このときはコニュも攻めていました。
そして、一度目は取り切れませんでしたが、4-4の大事な場面でブレークに成功しました。
ボクは、4-4になるまで、無理してリターンゲームを取る必要はない、という戦前の作戦だったと思っています。
コニュはリターンゲームでミスが多いという解説でしたが、ボクはこれも作戦のうちだったと思っています。
(でなければ、自分のサービスゲームになると突然ラリーでミスがなくなる説明がつかない気がします)
さて、次のアナ・コニュの対戦相手はボクの大好きなカロリーナ・プリスコバですが、正直なところ、女子テニス人気という観点で見ると、今回のベストシナリオは、ずっとティーンエイジャーの優勝がありませんので(もしかしたら、2004年のマリア・シャラポワとクズネツア以来かもしれません)
優勝はアナ・コニュ!
もしくは、奇跡の復活と、元世界ランク1位ながらグランドスラムの優勝がない、
キャロライン・ウォズニアッキ!
に期待します(*^^*)
また、実況は、アナ・コニュを「大坂なおみと同い年のライバル」と紹介していましたが、97年組には、すでにTOP10入りを果たしたベリンダ・ベンチッチ、試合数を絞りながらも20位台に付けているダリア・カサキナ、そして大物食いのエレナ・オスタペンコもいますので、この97年の5人組はこれからのテニス界を引っ張っていくと思います(*^^*)
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