目線
知識があると、漠然と見ているのとは違った視点を持つようになります。
例えばパンを作ったことがなかった頃は気付かなかったことに、生地を作れるようになると目が行くようになります。
そのひとつが食パンのホワイトライン…多くは上部の角に白く線が入っているアレのことですが、それが発酵を丁度よく見極めた印であることを知っていると、必ずそこを見るようになりました。
美しいラインが入っている食パンを扱っている店では「忙しいのに丁寧に作っているんだな」と感心したりして…そうすると他もじっくりと拝見してしまい、大抵の場合ラインのきれいな店ではどれもパンが綺麗に形作られていることに気が付いたりします。
長く金融畑にいたサークルの先輩が、10年ほど前に地ビールを扱う会社「宮島ビール」を始められました。
前回はお友達との歓談が中心でしたが、今回は商品を取り扱ってくれるお店「じゃけん楼」にご挨拶ということで半営業訪問。
ついでにビール屋さんとしての飲食店チェックポイントもご教示いただいちゃいました。お店でのビールの保管状態、ビールを注ぐグラスの取り扱いなど、全然意識してこなかったことばかり
「じゃけん楼」の場合はどうかとケーススタディで学んだので実感も伴い、「気付かなかった!」とか、「よく見てる!」とか、そして…「なるほど!」とか、感動がいっぱいでした。
さすが先輩!と感心するとともに…私もパンに関してこういう人に、なれているかな?!と我が身を振り返り、久し振りに背筋が伸びました
学生時代から、リーダーとして引っ張って行って下さるタイプの方でした。今後ともよろしくお願いいたします