傾向
美味しいの基準はひとそれぞれ。
美味しいとはつまり、自分の好みに当てはまるかどうか。絶対評価的なアレやらソレやらはありますが、最後は自分の主観です。
私のラーメンの「美味しい」の基準はスープの味と麺の食感。スープの味とは、深み的なところにポイントがあり、食感はがっちりあったほうがいいので細麺はたいていNG方面に行ってしまいます。
ある日のツレの判断基準は脂の濃さ。
視覚的にも味覚的にも脂を感じられるものがベストです。
一般的にラーメンを好んで食べる人々の中では、脂にポイントを置き、さらに濃い方が好みという傾向があるのかもしれません。
通りを挟んで2軒のラーメン屋があるという立地で、より流行っているのは脂をウリにする店です。
世の健康志向とは全く対極にあるものが流行っています。ドーナツ、クロワッサン、生クリームたっぷりのパンケーキ、フレンチトースト…良く考えると国民食であるラーメン、カレーも炭水化物と脂質の割合が高く(なりがちで)「対極」、そういうものを好む傾向が日本人にはあったのかも
家庭で食事をするのが一般的、外食は「ハレ」といった習慣があったからこそ、外食で食べるものは「対極」にあっても良かったのかもしれません。外食がより身近になってきた現代、何を食べるのか、消費者がしっかりと選定しなければならなくなっています。
だから毎回「○ニ×食堂」へ行けとは申しませんが