階差
店舗が1階あるということは、集客がしやすいというアドバンテージがあると言われます。
でも逆に、あまり人が入っていないと倦厭されたりもします。
ただ、絶対的に利があるなと思うのは、ハンディキャップを持った方でも受け入れられるという点。
いわゆる身障者に該当される方々ばかりではなく、ちょっと膝が悪い高齢の方も、ベビーカーをひいたお母さんもエレベータの有無を気にせず気軽に入れます。
レストランをお借りしての講座を持つようになってから、特に感じるようになりました。
たまたま、私の担当させていただく講座は比較的参加者の年齢層が高めだから、ということもあり、駅からの距離、階差の存在は要チェックポイントになっています。
「La Tartarughina」の個室は地下にあります。地上と繋ぐのは螺旋階段のみ、エレベータはありません。
神楽坂を上って来れるお客様、という前提だから…なのかもしれませんが、お料理がとても個性的で魅力的だったからこそちょっと残念。
料理を運ぶホールの方々にとっても、少し過酷な労働環境かもしれません。
でも…このお料理なら、近いうちに手狭になって拡張移転を検討されそうな…予感もあります。その際は是非、私達にも従業員の皆さまにも、少しだけ優しい物件をお選びくださいませ