遠出
10年ほど前から、パン関係のお仕事をさせていただくようになりました。
パンを作って売る、という、パン屋さんのお仕事ではなく、パン屋以外の立場からパン屋さんを応援する仕事です
書いたり、提案したり、蘊蓄をしゃべったり…
食べ手目線が生きるため、常にパン屋さん訪問は続けてきました。近場ばかりではなく、時には遠出をしたり…那須や箱根といった観光地から、大阪や京都、名古屋、浜松などの都市。国内だけでなく、ソウルへも頻繁に出掛けたり
もちろん好きだから、という趣味の部分もありますが…こうして経験値を増やし、自分が消費者として魅力的に感じた事、残念に感じた事などを整理して、次の仕事のヒントにするのです。
なので、「行きたい」だけではなく、「行くべき」とも言えるのですが…最近は諸々追われることが多く、機会を逸していました。
昨日の話題ではありませんが、なにせ準備が必要なので。下調べも精力が要るのです
それが出来そうになかったので、昨年の秋は大阪まで行くことが決まっていたのにパン屋巡りは諦めようかと思ったくらいでした。あの時は、たまたま直前に紹介してもらったパン屋さんが良さそうだったので、そこを拠点に!と電車で行けそうな範囲に絞って急きょ計画を練り、なんとか行ってきました。
そして今回の長野は…神が降りてきました、天使がやってきました
全ておまかせ、当日までどこにいくのかきちんと把握していなかったくらいです完璧なスケジューリング、お蔭様でまた経験値がアップ…というとゲームみたいですがゲーム的な表現をするならば、お蔭様で「進化」できたかもしれません。
さて、どこをどのように、なにに使おうか…整理をし始めています。
*写真は、上田の「Levain」の奥にあるレストラン「パニエ」のカトラリー置きとして利用されていた飾りパンです。