法被
上田でお祭りを見てきました。
多くの人が着ていたのがハッピと私が呼ぶもの。ここに打って、変換すると「法被」となります。漢字でイメージした事、あまりありませんでした
よく考えてみると「半纏(はんてん)」と似ているな…と思って、ちょっと調べてみました
法被は単(ひとえ)の羽織状の短衣で、襟は折りかえっています。胸に共布で胸紐があり、家の印を背と裾まわりに付けるのが一般的。その昔、武家では家僕に上衣として着せたそうです。
一方、半纏は、襟は折りかえっていません。江戸時代、一般庶民に羽織の着用を禁止されたときに、それに代わるものとして誕生・流行したのだとか…仕事着の上衣などで着ていたものだとあります。
別に「印半纏」と呼ばれたものがあり、それが火消し・お祭り・仕事着として着用されたもののこと。半纏に絆(きずな)を纏う(まとう)と言う意味があったことから、こうした場で着ることになったものと思われます。
では、お祭りで着用していたハッピは正確には「印半纏」なのかも…しれません。地域の絆を深める祭りで纏う、おそろいの「印」の入ったハッピ。
そう言われてみれば、私もお祭りやイベントでそういうハッピを着たな…他にも「同じもの」を着たことは多々あるけれど、なぜかハッピを着るとより一体感が強まった気がします
「パン屋 りあん」の駐車場で、子供たちが手作りの竹を利用した簡易な神輿を使って舞い踊りました。おそろいの青いハッピが、夏の太陽のもとでキラキラ輝いて見えました。