始祖
“つけ麺”の元祖は「大勝軒」とされていますが、“つけ麺”という名称を最初に使用したのは「元祖つけ麺大王」。
品物が先に生まれていて名称が後に付くのはよくあることですが、名前を考えた人にその元祖たる資格(?)がないという点が、なんとも不可思議とも言えますね。
「後から名前を付けて元祖と言っているけど、山岸さんとこのが本当の元祖だよね!」ってな世論が大勢を占めたということでしょうか、このあたりも山岸氏のカリスマ性なのかも
新しい何かを考えだすこと、初めてなにかをやること、すごく難しいです。その努力が後発の人によって無にされてしまうのはちょっと悔しい…でもこのケースはネーミングセンスは「元祖つけ麺大王」のものだったわけですから、「大勝軒」が得したのかもしれませんね。
お互いに争った形跡はなさそうなので、この食べ物がこの名前で売れていけばOKだったのでしょう。
“つけ麺”のお店、2000年頃から急速に増えましたね…「かしわ屋」もその一軒、柏あたりはラーメン激戦区でもありますが駅前という立地の良さを武器に頑張っているようです。通りがかりの我々を引き込むほどに。
「大勝軒」、「元祖つけ麺大王」、両者の目指した共存共栄路線…大成功みたいです。