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味覚

人の舌には、年令や個人差があるそうですが、2000個前後の味蕾という突起があり、その中には40~60個の味細胞があります。

その味蕾の頂点には味孔というものがあり、この孔から味物質が味細胞に受け入れられていくのです。

五味とは甘い(甘味)・辛い(辛味)・苦い(苦味)・酸っぱい(酸味)・塩辛い味(塩味もしくは鹹味)されていますが、舌が感知する味の種類としては酸味・塩味・苦味・甘味の4種類だけなのです。

ちなみに感じる場所は、酸味と塩味が主に舌の両サイド、苦味は主に舌の奥、甘味が主に舌の先端部です。それぞれの味をより鮮明に感じ取ることができるよう、それぞれ舌の違った部分で受け入れるようになっているのです。

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では辛味はどこで感じるの?と思われたでしょうが…実は辛味は「味覚」ではなく、神経刺激としての辛味の核心は舌・口腔のバニロイド受容体(カプサイシン受容体)で感じる「痛覚」なのです。

例えば唐辛子の場合その辛味成分であるカプサイシンが舌の粘膜を刺激し、それが所謂「しみる状態を作り出しているのを我々は「辛い」と感じているのです。辛さが後からじわっと来るという感覚、ありますよね。

こういった刺激物は舌の粘膜とともに味細胞も痛めたりするため、ほどほどがいいようです。粘膜の厚さ、すなわち刺激物への強さには個人差がありますので一概にここまでにしておけ!というのはありませんが…ご自身の許容範囲の見極めをお間違いなく。

五味が醸し出す複雑な味わいを感じられないほどの刺激はNGですdecoration/dcr_danger.gif

「張家」の麻辣刀削麺は、“ノーマル”であればちゃんと旨さを感じられる辛さです。カスタマイズ出来ますが、ほどほどにexpression/eps_smile.gif

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福地寧子|ふくちあやこ(フードアナリスト)プロフィール

福地寧子(ふくちあやこ)
好きな食べ物:パン全般、小麦製品
生年月日:2.14
出身地:千葉県

パンコーディネーター アドバンス/中医薬膳指導員/フードアナリスト1級(認定講師、パン食文化向上委員会委員長)/食生活アドバイザー2級/フードコーディネーター3級

私にとってパンは“命の糧”、1日3食(以上)パンを食べています。作れますが、食べる方が圧倒的に得意で、年間延べ200軒のパン屋を訪れてまもなく四半世紀を迎えます。そんなパン屋巡りや食べ歩きの備忘録としてこのブログを綴っています。ご一緒にパンを楽しみましょう!

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