温度
10月に入り、冷やし麺の季節が終わりました。
「始めました」の表示が出始めるのが5月下旬頃、6月にはほぼ出そろう感じですね。そして10月に入ると定番以外で冷やし麺をやるところはほぼ皆無となります。
一説には、外食における冷やし麺提供のポイントは「23℃」と言われています。外気温が23℃を超えると始まり、23℃に戻ると終わるのだとか…なるほど、時期的にはそんな感じかもしれませんね。
一方中食では、冷やし中華はなんと2月には発売されているのです。
ポイントは「昇温感」なのだとか…最近少し寒さが和らいできたな、と思うと人々は冷やし中華的な「あっさりした味の涼を感じることが出来るもの」を食べたがるのだとか。
逆に冬の風物詩であるおでんは「降温感」で8月のお盆過ぎ頃から需要があるのだそうですよ。少し暑さが和らいできたなと思うと「濃い味で体を保温するあったかいもの」が食べたくなるのだそうです。そう言われてみれば、コンビニでおでんが売り出されるのって8月末頃ですよね…中華饅頭も、かな?
人間ってすごくデリケートな生き物なのだと実感しますね
9月中旬に「こうや」で食べた本年最後の冷やし中華、「涼麺」。隣の席の「湯麺」が、ちょっと羨ましく感じたのには、そんなところが関係していたのかもしれません