孤高
日の当たる道の、しかもど真ん中を歩き、周りに尊敬のまなざしを注がれその期待に応えている人。
あまり目立たない道だけれど、着実に歩みを続けてやがて周囲もその努力や続けてきたことの素晴らしさを認めるようになる人。
評価される人のタイプにはいろいろあるけれど、こんな風に少しだけタイプ別に分けることが出来るような気がします。
そして、「Le Sucre Coeur(シュクレクール)」の岩永シェフは…そのどれにも当たらない気もします。
ただ、自分であり続けている人。私の中では、そんなイメージ。
パンも他のどれとも違う。
基本的に全てのパンが同じではないとは思っていますが、おおまかに似たものとして分類することが出来たりもします。
ただ、岩永シェフのパンはどれとも括れない。“括りとしては定番だけれど、どれとも違う個性がある”、“想定外の味や香りがする”、どれも一様にどこかが尖っています。
そんなパンを食べに、朝からたくさんの方が来ていました
その光景に、なんだかとても心和むものを感じてしまった私。尖っているのにね