感覚
席に座って、温かい料理が出てきて、片づけをしてもらえる。
そこで過ごす時間に、人はお金を払います。
同じパスタでも、飲食店で一般的な量のモノを食べるものに払う価格で500円を高いと感じる人はそういないと思いますが、コンビニエンスストアで購入するにはちょっとお高い…。
冷蔵ケースに陳列されているものを選び、レンジでチンしてもらう。家かオフィスかに持ち帰り、自分が用意した空間で食べ、容器の後始末もする。「再加熱」のわびしさと後始末の手間、そしてなんといっても私にとってパスタは食感が命の食品なので、コンビニではよっぽどのことがない限り購入することのないメニューでした。
が!ローソン全国1万店舗で1か月600万食…世間的な需要は想像をはるかに超えてありました。
需要があるならば、そこに注力をするのが常。ただし、私のような人もいるでしょうから、こだわればその市場が開けていくのかというとそれは簡単ではないかも…社内公募という形でプロジェクトチームを立ち上げたのもそんな一面があったからかもしれません。
開始から5年、チームの熱意がちょっと面白い形で花開いています。
「手打ち式生パスタ」、従来の「生パスタ」を超えるこだわり麺です。コンビニ一番ではなく、専門店も含めて一番になる!という野望を叶えるべく開発されました。
「手打ち式生パスタ ほろほろ牛肉のボロネーゼ」¥530、驚異的牛肉割合の濃厚ソースともちもちパスタで「コンビニのパスタに500円は高い」という従来の消費者の感覚を覆せるのか?!が出来るのか?
ちなみに試食会での評判は上々…ちょっとだけ申し上げますと、ワインとゆっくり楽しめそう
10/7より全国のローソンにて発売開始、1か月限定のようなので気になった方はお早めに