干瓢
果菜類の野菜、夕顔の身を細く切って干したものが干瓢です。
例えば甘辛く煮て細巻きの芯にしたり、巾着の口を閉じたり…そんな形で結構日本人は干瓢を食べています。と、某所で私からお聞きになった方もいるかも
ところで、干瓢の生産地に関してご存知でしょうか。なんと日本全国の生産量の98%が栃木県産、名産地というレベルではなく栃木県で作らなくなったらどうなるんだという栃木県の特産品です。
近年は、その粉を練り込んだ「夕顔ラーメン」なるものがあり、栃木市内の17店舗で「夕顔ラーメン会」なるものも結成されています。そのうちの13店舗は飲食店、各店で工夫を凝らした「夕顔ラーメン」メニューが販売されています。
他4店舗は製麺会社、お土産物として販売してています。
干瓢の粉末が練り込んであり、食物繊維はもちろんカルシウムやカリウムなどが豊富だとか…細くてもしっかりした歯ごたえと喉越しの良さで私もお気に入りです。
これから気候が良くなって、出掛ける機会も多くなりますね。お近くに行かれた際には、お試しあれ。