理念
中学を卒業する春、初めて家族ではなく友達同士でファミリーレストランに行きました。
駅の近くにあった「すかいらーく」、あまり外食をしない家庭だったので、私にとっては初めてファミリーレストランを利用した機会でもありました。
いつも決まって訪れていた中華料理店とは違い、洋食もあれば和食もあり、中華もあり、なんでも好きなものが食べられるのがとても嬉しかったのを覚えています。お店の前で友達と撮った写真はいまでも大事にとってあります。
思えばあの頃、特別な日ではなくても、特別に豊かではなくても、外でご飯を食べるという行動様式が日本に伝わったのかもしれません。それはすなわち「食文化」の流入、「すかいらーく」は単にレストランであっただけではなく、日本人に外食の気軽さと楽しさを教えてくれた場所でした。
ファミリーレストランの普及から、外食全体の盛り上がりへと繋がり、日本の「食」は変わりました。あれから四半世紀(以上)、外食はより身近なものになり、業態の多様化も進んでいます。「すかいらーく」自体も「バーミヤン」、「ジョナサン」、「夢庵」など多ブランド展開をしています。
競争も激化、そのなかで発展していくために徹底したデータ分析を行い、メニュー開発やフェアの開催などに取り組んでいるそうです。
明日から始まる「ミスジステーキフェア」もそのひとつ…焼肉以外ではあまり消費されていないけれど、柔らかくて美味しい部位をステーキで贅沢に食べるというアメリカの食文化の紹介として昨年春に行って大好評だったフェアの再開催です。求められたものを、より求められる形にして提供、再開催にあたって改善した点もあり、昨年以上の仕上がりと自信を持って打ち出しています
すかいらーくグループが謳う「価格を超える価値」はそこにあるのか…全国のガストにてお確かめください
「いままでにない食文化を紹介する」、「日本の食文化向上に貢献する」、そんな初期の頃からの理念・心意気を忘れず、さらに「次」を提案し続ける企業であり続け、日本の食をますます元気にしていって下さい。応援しています。