新店
都会では、お店の入れ替わりが激しいです。パン屋さんももちろん、そのひとつ。
新店の誕生はワクワクしますが、なくなっていってしまうお店がある時にはとても残念な気持ちになります。
パン店を含む飲食店の寿命の長短は3年がひとつの目安、3年続けば…とも言われますが、ある日突然なくなってしまった10年以上続いた有名店というケースもありましたので、なんとも言えないようですね。
パンは初期投資が大きく、製造に時間がかかる割に、価格にそれをあまり反映できないため、パン屋は利益率がよい商売とは言えないのが現実です。特に個人店の場合はその傾向が強くなると思います。それでも、業態としてなくならずに来たのは「焼き立て」のパンを手に入れることが出来る場所がそこだけだったからであり、それが人々に求められてきたから…と、私は思います。
新しいお店が、誕生していました。神田で長く営業し続けてきたパン店の支店です。じっくりと蓄えてきた力の結晶、新しい土地でもまた地域に受け入れられて、求められて、長く続いていくことを願います