[gtranslate]

柚子

中国の揚子江流域が原産地とされ、日本には奈良時代もしくは飛鳥時代に伝わってきたという柚子。

伝来した当時は主に薬用として栽培されていたという記録があるとか、そうでないとか…冬を元気に過ごすために、冬至には柚子湯に入ると風習もそんなところから生まれたのかもしれません。実際に柚子の香りは気を巡らす効果がありますし、柚子の皮には血行促進、疲労回復、美肌、保湿などの効果が期待できるそうですよdecoration/dcr_heart01.gif

栽培には長い年月がかかることも、ことわざの中に出てきます。「桃栗三年、柿八年」その後に「柚子の大馬鹿十六年」などと続く地方があるのがソレです。ところによっては「三十年」となっているところも?!

resize24124

現在では日本全国の栽培量の約7割を四国の高知と徳島で栽培されています。柚子胡椒などが最近はやりの用途ですが、パンにも柚子の皮を練り込んだものがあったりします。「Boulangerie Bistro EPEE」の「ゆずマロン」もそのひとつ。

これと同じように、多くの場合柚子は単独ではなくて栗の甘煮と組み合わせたモノが多いような気がします。そしてベースはライ麦系がほとんど…生地の酸味と柚子の苦味、そしてその他に甘味を加えようというところなのでしょうが、なぜ栗が選ばれやすいのか…それは不明です。

同じ季節(秋から初冬)に旬を迎えるから、というのが順当な答えになるのでしょうか。自然の恵みという言葉の意味を実感しますexpression/eps_confident.gif

Diamondo Blog イチオシ芸能ニュースもっと見る

ピックアップブロガーもっと見る


インタビュー特集もっと見る

 

福地寧子|ふくちあやこ(フードアナリスト)プロフィール

福地寧子(ふくちあやこ)
好きな食べ物:パン全般、小麦製品
生年月日:2.14
出身地:千葉県

パンコーディネーター アドバンス/中医薬膳指導員/フードアナリスト1級(認定講師、パン食文化向上委員会委員長)/食生活アドバイザー2級/フードコーディネーター3級

私にとってパンは“命の糧”、1日3食(以上)パンを食べています。作れますが、食べる方が圧倒的に得意で、年間延べ200軒のパン屋を訪れてまもなく四半世紀を迎えます。そんなパン屋巡りや食べ歩きの備忘録としてこのブログを綴っています。ご一緒にパンを楽しみましょう!

プロフィール詳細 »

読者になる

このブログの更新情報が届きます。

福地寧子|ふくちあやこ(フードアナリスト)カレンダー

2015年4月
« 3月   5月 »
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

福地寧子|ふくちあやこ(フードアナリスト)アーカイブス

福地寧子|ふくちあやこ(フードアナリスト)カテゴリー

福地寧子|ふくちあやこ(フードアナリスト)QRコード

ブログモバイル版

福地寧子|ふくちあやこ(フードアナリスト)オフィシャルブログ
http://www.diamondblog.jp
/official/ayako_fukuchi/