【睡眠と呼吸】
”息”ってすごい漢字ですよね。
”自らの心”と書いて”息”です。
何日か食べなくても死ぬことはありませんが、
呼吸は数分止めるだけで死に至ります。
例えば、
勉強にしてもスポーツにしても、
呼吸を意識して行うと、
非常に効率が上がります。
逆に呼吸をいい加減に行っている場合、
非常に効率が下がります。
当然睡眠にも呼吸は大きく関係します。
不眠症の方や、
寝付きの良くない方を観察していると、
睡眠の際に呼吸のリズムが早い方が非常に多くいらっしゃいました。
逆に、
すぐ眠れるという人は、
布団の中に入った時に、
その気持ちよさから大きく深呼吸をして、
その後、
非常にゆったりとした
深い呼吸をしている人が多かったのです。
日中、例えば食後に
睡魔が発生するという方がいらっしゃいますが、
食後の呼吸が、
食事を摂った満腹感などから
非常にゆっくりになっている方も多いです。
睡眠時に近い呼吸を行うと、
睡魔が発生するのは当然のことです。
どういった呼吸が適切かどうかは、
場によって変わります。
特に呼吸と睡眠の因果関係は深いものがあり、
ゆっくり深い呼吸が、
集中するのにいい呼吸だといって、
いたずらに呼吸をゆっくりにしてしまっては、
逆に睡魔が発生して集中力がなくなる時があります。
呼吸のように、
日常の中で無自覚に行っている行為こそ、
意識して観察をしてみてください。
意外にも、自分の悩みと直結していることがあります。
受講生の中で、呼吸について少しレクチャーをしただけで、
1日90分睡眠まで短縮した女子大生がいました。
呼吸と短眠は表裏一体と言っても過言ではないかもしれません。
いかなる手段においても