【努力は夢中に勝てない】 by 為末大
努力を美徳とする日本の文化が有ります。
例えば結果が出ていなくても、
頑張った!
と言えばなぜか良い評価がもらえる文化。
ですが、この努力や頑張るというものは、
非常に厄介な問題が多々あります。
そのうちの1つが、”眠くなること”です。
努力しているという自覚があるとき、
もしくは頑張ってるという自覚がある時に
人は眠くなります。
ではどういう時は睡魔が出ないのかといいますと、
“夢中になっている時”です。
ディズニーランドを楽しむことに
頑張ったり努力することはないと思うんです。
ですが、ダイエットを頑張っている人達が
努力して運動をしている量の、
何倍も運動をしますし、何万歩も歩き回ります。
立つという動作もアトラクションなどを
待っている間に勝手にしています。
(余談ですが、運動も立っているという
行動も眠気が出にくいものになります)
ここで1つ想像していただきたいのですが、
お父さんが家族サービスのためと言って、
頑張ってディズニーランドに行くと、
あくびを繰り返したりします。
このように同じ動作でも努力や頑張るというのは、
夢中になることに比べて要領が悪くなります。
仕事も頑張るのではなく、
夢中になればあっという間に時間が過ぎますし、
成果物のクオリティも上がります。
文化を否定するわけではありません。
ですが、日本の文化が、
もっと意味もなく楽しむ事
こそ美徳という文化に変われば…
気だるさや倦怠感がなくなって、
もっと楽しい社会になるのかもしれません。
というわけで、今日(祝日か…)から
また楽しんでお仕事していきましょう(*^ω^*)