【短眠は短命って本当?】
『睡眠時間が短いと短命になる』
『7時間睡眠が1番寿命が長い』
という話をよく聞きますが、
短眠は短命になりやすいというのは本当でしょうか?
答えは、NOです。
短眠だからといって短命にはなりません。
『7時間睡眠が一番寿命が長い』という話は、
スタンフォード大学付属病院と名古屋大学付属病院の
共同研究がもとになっており、
10万人以上の患者の平均睡眠時間と平均寿命を
10年間以上に渡り
調査した結果によるものです。
少し想像してみて下さい。
調査の対象が入院患者ですので、
一般の方には当てはまらないと思いませんか?
実は入院患者で7時間眠れる方というのは、
患者さんの中でも体調のいい方が多いです。
例えば、昔兄(堀隆史講師)が肺気胸になりました。
「痛すぎて寝られへん」と
病院でよく言っていたのを覚えています。
痛みをともなう症状や重病を患っている患者は
眠れない方が多いので、
どうしても睡眠時間が短くなりやすいです。
また7時間以上眠るという患者さんは、
ベッドで寝たきりであったり、
動けない患者さんがどうしても多くなります。
ですので、7時間睡眠の患者さんが
寿命が1番長くなるのは当然のことなのです。
ですが、本当は癌や糖尿病などの
生活習慣病などの病気も、
短眠の方が圧倒的に有利になります。
睡眠中というのは、
体温低下のタイミングがあり、
あらゆる機能の受容感度が下がります。
簡単に言いますと、
起きている時間が長い分
体温の高い時間も長いので
癌や糖尿病などの生活習慣病に
なりにくいという事です。
短眠になってできた時間で
日中に適度な運動などをすれば、
短命になる事はまずありえません。
いかなる手段においても