【睡眠は本能という考え方】
人や動物には生きるために本能があります。
本能とは、生きるために備わった不変のものであったり、
また、本能の行動とは、自分の意志では思い通りにできないこと
と言われています。
もし睡眠が本能なら、
眠りは多くの種が生存するのに大切な役割を
果たしているという事になります。
睡眠が種の生存に
どのような役割を果たしているか気になりませんか?
例えば、動物の睡眠を見てみましょう。
一般的に魚は眠ると言われています。
魚でも種によって
昼に眠ったり夜に眠ったりと眠る時間は異なりますが、
水中で安全な場所に隠れてじーっとしています。
ほとんどの動物は少なくとも1日1回はじーっとしている時間があります。
種によって異なりますが、
睡眠が起こる前触れは1日の一定の時刻に出ます。
特に動物にとって大事な活動が終わった時が多いです。
動物の大事な活動は、
食料探し、子供の世話、交尾、仲間との付き合いとかです。
“スイスの動物学者のヘディガーは眠りに費やされる時間量は
動物の生活様式と寝場所の安全性に依存する”と示唆しています。
隠れる事は動物の生存にどんなメリットがあるのでしょうか?
・動き回るより少なくとも敵に見つかりにくい
・覚醒中に比べて睡眠中はカロリー消費が少ない
全ての種にとって生きる目標とは次世代をつくるために生きる事です。
厳しい自然界で生きていく動物には
睡眠は生存にとって大きなメリットになりそうです。
睡眠は本能に当てはまると言えそうですが、
ただ現代の私たちの生活には
命を狙う敵もいませんし、食料も十分にありますので、
必ずしもたくさんの睡眠は必要でないように思えます。
いかなる手段においても