【睡眠時無呼吸症候群対策に短眠が効果的】
家族や友人から「うるさい!」
と指摘されるような、いびきをした事はありますか?
あまりにひどいいびきは、なんらかの病気が原因で起こるケースが多く、
放置しておくと睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome、通称SAS)
を引き起こすこともあります。
いびきとは睡眠時の呼吸に伴う雑音の事です。
睡眠中は全身の筋肉が弛み、舌を含む喉の周りの筋肉も弛みます。
寝ることで重力が下に落ち込み、気道がより狭くなり、
そこに空気が通ると周囲の組織が振動していびきが起こります。
いびきには、2つの種類があります。
1、単純性いびき
鼻づまりや疲労、飲酒、風邪などが原因の一時的ないびき。
単純性いびきは、原因を取り除けばいびきは解消します。
2、睡眠時無呼吸を伴ういびき
常時いびきがあり、他人から指摘されるほどの騒音。
放置しておくと睡眠時無呼吸は悪化し、
様々な重病を合併し日中の集中力が下がります。
日中の睡魔も非常に強くなり、交通事故や労働災害を起こしやすくなります。
生存率、つまり寿命にも関係すると言われています。
睡眠時無呼吸症候群とは、
睡眠中に呼吸が停止する状態や止まりかける状態が
何度も繰り返される病気です。
睡眠時無呼吸症候群の人は、1時間に5回以上、無呼吸・低呼吸状態になります。
呼吸が正常にできていないので酸素不足になり、
日中に眠気が襲われやすくなります。
そのため、強い睡魔、集中力・記憶力の低下、
頭痛などの自覚症状が現れます。
睡眠時無呼吸症候群の原因は、肥満による首回りの脂肪の沈着、扁桃腺肥大、
アデノイド、気道へ舌が落ち込む、舌が大きい、
鼻が曲がっているなどの理由があります。
なぜ、睡眠時無呼吸症候群に短眠が効果的なのでしょうか?
理由は単純です。
短眠になると、寝ている時間が短いので、
睡眠時無呼吸症候群になっている時間が減るからです。
また起きている時間が長ければ、
起きている時間に意識的に鼻呼吸をして、
脳に酸素を送り込むなどの対策ができます。
読者の皆さんが短眠を目指しているわけではないと思いますので、
短眠になる以外にも、役立つ方法をあげるとすれば、
例えば、肥満の方は減量したり、横向きに寝たり、寝酒をやめたり、
湿度を保つことなどが挙げられます。
(※どの場合も短眠も加えれば、より有利になりますが・・・。)
その他にも睡眠に関するお悩みがありましたら、
なんでも気軽にご連絡ください。
いかなる手段においても