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高羽そらさんインタビュー

夢体脱日記#146

今朝の体験は明晰夢ではなく普通の夢。最後まで夢だと気づかなかった。だけど確信できたことがある。その夢は過去生の体験だった。

 

あまりにおぞましい夢なので、読む人はそのつもりで。

 

夢の世界は現代の京都。だけど後からわかったけれど、それは真の体験をオブラートで包むための偽装で、実際は武士たちが刀を下げていた時代。江戸時代以前から、鎌倉時代までの時期だと思う。

 

ボクは元妻あるいは元恋人(全然知らない人)と言い争っていた。復縁を迫っていた。ところがその女性にはすでに一緒に暮らしている男性がいる。そもそも別れた原因がボクにあったらしい。だからその二人から逆に責められた。「すべてあんたが悪い」と。

 

ボクとしては改心したつもりだった。そのために努力もしていた。だけど過去の罪を許してもらえないことで自暴自棄になった。そこから完全に精神を病んでしまったらしく、夢の中でさらに夢を見ているような感覚を覚えていた。そして気がつくと……。

 

ボクの左手には誰かの生首があった。怒りに任せて見ず知らずの人を殺したらしい。すでに首は血まみれで、老若男女の区別さえつかない。強烈な自己憐憫と罪悪感に押しつぶされそうで、このままどこかで死ぬしかないと思った。

 

京都の街をひたすら北に向かって歩いた。目指していたのは北山方向から宝ヶ池のあたり。その付近の山中で自害するつもりだった。どうせすぐに見つかって捕まるだろう。なんせ生首を持ち歩いているんだから。

 

ところが急に死ぬのが怖くなった。なんて自分勝手なんだろう。死の恐怖に耐えられなくなって、人気のない民家に侵入。そして古い箪笥の脇に生首を放り投げた。そしてどこかに逃げようと思った。ところがその生首がボクを見つめている。あぁ、どこへ逃げてもこの人に祟られるだろう。そう思うとさらに罪悪感と恐怖が増してきた。

 

その家から出ようとした時、その家の人が出てきた。初老の女性でとても優しい。道に迷って迷い込んだことを謝ると、気の毒にと言ってお茶を出してくれた。ボクは生首が見つからないかヒヤヒヤ。それで慌てたのか火のついていない火鉢をひっくり返して居間を灰まみれにしてしまった。必死で両手で灰をすくった。まるで殺した人間の遺骨を拾うかのような気分だった。

 

そのまま民家を飛び出して京都市内を放浪した。やがて大勢の人が集まる茶屋が見えた。ところがそこにいる人たちはボクの罪を知っているような気がした。虎らしき猛獣がボクに牙を向けている。あぁ、このままこの猛獣に殺されてしまおう。ボクは罪深い人間だから。

 

そう思ったところで目が覚めた。寒いのに汗びっしょり。そしてすぐにこれが過去生の出来事だという直感が降りてきた。怒りの感情に乗っ取られた結果、罪のない人を殺めてしまった。夢で良かったと本気で思ったし、ボクはその償いをしているのだろうか?とマジで不安になった。

 

恐ろしい夢だったなぁ。

 

さて、こんなリアルで不思議な体験ができる夢体脱は、誰でもやる気と根気があれば経験できます。興味のある方はこの本をぜひ!x20231117102703918_20231117-102702.jpg

 

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ハート出版さんのサイトでも『夢体脱』の概要をご覧いただけます。こちらからどうぞ。 

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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